敦賀フェリー乗り場とは
更新日: 2024-11-15
敦賀港は、日本海有数の天然の良港であり、奈良時代から三大要津の一つに数えられ、日本とアジア大陸を結ぶ交易拠点として、また、江戸時代中期以降は北前船の中継基地として栄えてきました。敦賀には「新日本海フェリー」が就航、敦賀~苫小牧東港、敦賀~新潟〜秋田〜苫小牧東港の航路を運航しています。
目次
新日本海フェリー 敦賀フェリーターミナル
「新日本海フェリー」が発着する敦賀フェリーターミナルが敦賀新港にあります。
施設案内:レストラン「Pont de Glace」
フェリーの出航日に営業しています。営業時間は11:30〜13:30。レストラン内のマルチホールでのイベント・宴会等も可能です。メニューはラムジンギスカン定食、おろしそばとミニソースカツ丼セット、ミックスフライ定食、アジフライ定食といった定食に加えて、味噌、塩、醤油の各種ラーメンなどを取り揃えています。
施設案内:ショップ・軽食コーナー
【営業時間】
月曜日
8:00~13:30、18:00~22:45 ※食事ラストオーダー20:30
火曜日〜日曜日
11:00~13:30、18:00~22:45 ※食事ラストオーダー20:30
アクセス
JR敦賀駅から福井鉄道バスの敦賀フェリーターミナル行きのバスが運行されています。
所在地
〒914-0274 福井県敦賀市鞠山95-4 敦賀新港
所要時間 | 約15分 |
運賃 | 大人350円、小人180円 |
のりば | JR敦賀駅駅前広場 6番乗りば |
出発時刻 | 敦賀駅発 |
08:50 (09:30発 新潟・秋田・苫小牧東港行きフェリー運航日のみ) | |
22:00 (23:55発 苫小牧東港行きフェリー運航日のみ) |
おすすめ周辺観光① 戦国武将の栄華の跡 一乗谷朝倉氏遺跡
戦国時代に越前の国を支配していた朝倉氏の居城があったのが一乗谷です。朝倉義景は浅井長政と同盟を組んで織田信長と対峙。元亀元年(1570)に姉川の戦いで織田・徳川軍と激突しました。戦いに敗れた義景は各地の反信長勢力と手を結んで立て直しを図りますが天正元年(1573)に一乗谷に攻め込まれ義景は自害、一乗谷は織田信長によって焼き払われました。発掘調査がすすみ、当時の栄華をしのぶことができる遺構を見ることができます。
アクセス:敦賀港から約1時間
復原町並
洛中洛外図を参考に塀に囲まれた重臣の屋敷が山際に並んでいて計画的に造られた道路をはさんで、武家屋敷や庶民の町屋が成形されていた様子が再現されています。
義景館跡庭園
朝倉氏の最後の当主、義景様が住んでいた館があった場所です。三方が土手と濠で囲まれ常御殿、主殿、会所などの建物が真中の日本最古の花壇を囲み、その外側に台 所、 厩、蔵などが建っていました。
湯殿跡庭園
一乗谷で最も古い庭園で戦国時代の気風を漂わせる巨大な山石をふんだんに使った勇壮な石組みは圧巻です。館跡を登った高台にある荒々しい石組は目を見張るものがあります。
おすすめ周辺観光② 曹洞宗の総本山 永平寺
永平寺は、山の中腹の緑豊かな自然の中にたたずんでいて、今も厳しい作法のもとに禅の修行が営まれています。広大な敷地内には70棟を超える建物が点在、お寺の説明を受けた後に建物を結ぶ回廊を巡ります。寛元2年(1244)に曹洞宗の開祖道元によって開かれました。永平寺には全国各地から訪れる信徒を迎える施設も数多く設置されています。
アクセス:敦賀港から車で約1時間30分
七堂伽藍
70余棟の諸堂からなる永平寺の中で中心となる山門、仏殿、法堂、僧堂、庫院、浴室、東司の七つの堂宇を七堂伽藍と呼んでいます。この配置は坐禅姿を模しているとも言われています。
瑠璃聖宝閣
瑠璃聖宝閣は永平寺の宝物殿です。道元直筆の国宝「普勘坐禅儀」をはじめ、重要文化財や書・絵画・書籍・器物など永平寺に伝わる宝物数千点、古文書など貴重な収蔵品が展示されています。
高速道路網も発達していて、京阪神や中京地方からもアクセスが便利な敦賀。フェリーの良さはマイカーを航送することができること。マイカーでフェリーの乗るまでの旅も楽しみながら、日本海を北上して北海道へ。そんな旅ができるといいですね。
著者紹介
総合旅行業務取扱管理者取得(2011年) 麦わら帽子と海と犬をこよなく愛する旅行好きサラリーマン。これまで数々のフェリーに乗船し、乗船回数は200回を超える。 最近では、長距離フェリーでのんびり移動することが贅沢だと思い込んでいる。旅先の九州や、北海道まで飛行機で移動した後に帰りはフェリーを利用するなど、フェリーも旅の一部にしているため、ベストワンフェリーの記事ではその楽しみ方も伝えたいフェリーマニア。
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