新着情報
- 2017年9/25
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ぱしふぃっく びいなす、奥尻島に初寄港
ぱしふぃっく びいなすが22日、北海道・奥尻島の青苗港に初寄港した。クルーズのゆたか倶楽部によるチャーター「秋の日本一周クルーズ~笑豊来福びいなすクルーズ~」での寄港。
- 2017年9/23
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コスタ、2018年日本発着クルーズ発表
コスタクルーズは21日、「コスタ ネオロマンチカ」(5万6769トン)による2018年日本発着クルーズについての詳細を発表した。2018年4月21日~8月までに「太平洋クルーズ」を10本、「日本海周遊クルーズ」を11本、計21本実施する。販売開始は2017年10月6日。2018年4月~6月出航のクルーズは1月31日、7~8月出航のクルーズは4月30日までの申し込みで早期割引きが適用される。コース・代金は下記のとおり。2018年4月から、ドリンクパッケージが代金に含まれる。クラシックキャビンでは食事中のみ飲み放題の「ドリンク@ミールドリンクパッケージ」、プレミアムキャビン以上ではすべてのレストラン、バーで12ドル以下のドリンクが飲み放題の「オールインクルーシブドリンクパッケージ」が付く。バルコニーデラックス以上ではさらにスペシャリティーレストラン「マンマトラットリア」1回無料と、スパ利用2日分の特典が付く。同社は2018年9月から12月にかけても太平洋クルーズを実施する予定で、詳細は後日発表する。
- 2017年9/21
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帆船日本丸、国指定重要文化財に指定
横浜市が所有し、帆船日本丸記念財団・JTBコミュニケーションデザイン共同事業体で管理運営する「帆船日本丸」は15日、官報の告示により国の重要文化財に指定された。3月10日に開催された文化審議会文化財分科会の答申を受けたもの。海上保存されている帆船としては、初の重要文化財指定となる。横浜市は同船の保存・活用について、各分野の有識者から意見を伺い『帆船日本丸保存・活用計画(仮称)』を策定するという。
- 2017年9/20
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セレブリティ、米国の料理番組と提携 特別クルーズを実施
セレブリティクルーズは、米国のテレビ番組「ムーバブル・フィースト」と提携し、同番組の新シリーズ「ムーバブル・フィースト with セレブリティクルーズ」を共同で制作する。同社はこの提携を記念し、テレビシリーズに登場するシェフと行く「ムーバブル・フィースト シグネチャークルーズ」を2コース設定。同番組に出演する人気シェフのデモンストレーションやシェフと一緒に行く寄港地観光ツアーなどが楽しめる。コースは「セレブリティ・イクノス」の2017年12月16日出発、西カリブ海クルーズ7泊8日と、「セレブリティ・サミット」の2018年4月29日出発、バミューダクルーズ7泊8日。同番組はボストン公共放送局が米国の料理雑誌『ファイン・クッキング』と共同で制作。シェフが米国をめぐり、その土地ならではの食材や調理方法を用いて家庭料理を紹介している。現在シーズン4まで放映中。セレブリティクルーズのリサ・ルトフ・ペルロ社長兼最高経営責任者(CEO)は「この番組は、わが社のコンセプトともいえる『国境を越えて刺激に満ちた場所へお連れする』『誰も経験したことのないような数々の美食をお届けする』という重要な2つの要素を掛け合わせている。新シリーズの制作を含め、今後もわが社の客船でしか味わえないユニークな美食体験をお届けしたい」と述べた。
- 2017年9/12
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ぱしふぃっく びいなす、秋のワンナイト観光付きプラン
日本クルーズ客船は、「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン)の10月~11月のワンナイトクルーズに観光や往路・復路の交通、現地ホテル泊などを組み合わせた「秋のワンナイトクルーズ 観光付きプラン」を発表した。プランは下記のとおり。詳細はURLを参照。10月30日発 ゆったり有馬温泉満喫と瀬戸内海クルーズ3日間(神戸港発新大阪駅着10月31日発 佐賀バルーンフェスタと瀬戸内海クルーズ2日間(博多駅発博多港着)11月12日発 いにしえの奈良 斑鳩・明日香の里とクルーズ3日間(東京駅発横浜港着)11月13日発 クルーズ&秋の湘南・江の島と古都鎌倉2日間(神戸港発新大阪駅着)11月14日発 クルーズ&伊勢神宮参拝と伊良湖・浜松3日間(新大阪駅発着または名古屋駅発着)<br /> 11月15日発 クルーズ&横浜ベイサイド宿泊プラン3日間(横浜港発東京駅着)<br /> 11月20日発 横浜ワンナイトクルーズ&秋の房総半島めぐり3日間(新大阪駅発着)
- 2017年9/11
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大阪港、ヴァーゴとアムステルダムで見学会
大阪港開港150年記念事業として、大阪市港湾局は外国客船2隻での船内見学会「のるみる!?クルーズ客船」を企画し、参加者を募集している。見学会は、①「スーパースター・ヴァーゴ(10月14日午後2時30分~4時)②「アムステルダム」(10月18日朝の部<午前9時30分~11時>)③同船(同日昼の部<午前11時30分~午後1時>)。受付場所は天保山客船ターミナル。参加費は無料。募集人数は各回48人だが、申込多数の場合は抽選。応募締切日は9月14日(必着)
- 2017年9/10
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苫小牧港、「飛鳥Ⅱ」入港 2年ぶり
「飛鳥Ⅱ」(5万142トン)が6日、苫小牧港に入港した。同港への入港は2年ぶりのこと。同日、地元旅行会社道新観光による苫小牧発着チャータークルーズ「飛鳥Ⅱで航く秋田&山形 美食の日本海クルーズ」に就航、船川港に向けて出港した。苫小牧クルーズ振興協議会は同クルーズにおいて、初めて市民を対象にクルーズ代金の一部(2万円)を助成する取り組みを行い、これを通じて全乗客の約1割にあたる74人が参加。飛鳥Ⅱが同港に帰港する9日には、みなとオアシス苫小牧運営協議会主催の「みなとウォーク」が開催。参加者が港の説明を聞きながら港周辺をウオーキングし、同日正午に入港する同船を出迎える。
- 2017年9/9
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プルマントゥール、新商品発表 日本での販売好調
プルマントゥール・クルーズと日本販売代理店のジェイバは7日、都内で旅行会社とメディア向けに商品発表会を開催した。ジェイバの市川裕美社長は「今年はおかげさまで非常によい年となり、3年前の数字に戻りつつある。今回は特に商品がラインナップされ魅力的なコースが満載の発表会となったので、来年はさらによい年になると思う」とプルマントゥールの販売が好調であることを語った。プルマントゥールのジョルジア・カッパビアンカ国際営業副部長は「プルマントゥールは本国スペインの表彰で“ベストサービス&クルー“部門を8年連続受賞している。オール・インクルーシブを採用しており、(高級酒を除く)ドリンクはレストランだけでなくバーでも自由に飲める。ミシュラン2つ星レストランのシェフが監修している食も好評で、スペイン料理だけでなくインターナショナルな料理、ローカルな食べ物も提供している」と同社の魅力を語り、昨年開始した上級客室向けの専用ラウンジやドリンクパッケージなどの付加サービス「ウェーブヨットクラブ」や、3段階に分類した寄港地観光のパッケージプランなどを紹介した。西川量通営業部長は2018年のおすすめのコースを紹介。エーゲ海3島めぐりは他社ではめずらしいピレウス(アテネ)発着。トリエステ発ピレウス着のアドリア海クルーズは片道コースで効率がよい。グラン・カナリア島発着のカナリア諸島クルーズは7泊で5島を訪ねるなど、コースのオリジナリティーとメリットを説明した。
- 2017年9/8
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ぱしふぃっくびいなす、秋の日本一周区間プラン
日本クルーズ客船は、「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン)の10月実施する「秋の日本一周探訪クルーズ」に区間乗船プランを設定した。神戸~横浜~苫小牧~直江津~鳥取~平戸~宇部~神戸~横浜をめぐる計12日間のクルーズに、1泊2日から6泊7日まで12の区間コースを設定。飛行機や新幹線の移動と乗下船前後のホテル泊、観光がセットになった観光付きプランも4コース設定した。
- 2017年9/1
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コスタ ネオロマンチカ、太平洋周遊クルーズを一部変更
コスタクルーズは、「コスタ ネオロマンチカ」(57,150トン)で10月20日(金)より開始する太平洋周遊クルーズの航路を一部変更する。12月上旬まで東京発着で「錦秋ロマン紀行 済州島・鹿児島クルーズ6泊7日」と「南国エスケープ!沖縄・台湾あったか島めぐりクルーズ8泊9日」を交互に合計5本実施。12月24日(日)より「リゾート満喫!クリスマス・年末年始ゆったり島めぐりクルーズ10泊11日」を実施する。太平洋周遊クルーズ■錦秋ロマン紀行 済州島・鹿児島クルーズ6泊7日出航日:2017年10月28・29日、11月11・12日■南国エスケープ!沖縄・台湾あったか島めぐりクルーズ8泊9日出航日:2017年10月20・21日、11月3・4・17・18日、2018年1月3・4・11・12・19日■リゾート満喫!クリスマス年末年始ゆったり島めぐりクルーズ10泊11日出航日:2017年12月24・25日<br /> キャンセルとなった出航日は以下のとおり。2017年11月25日(東京発着)<br /> 2017年12月19日(上海発東京着)2018年1月27日、2月4・12・20・28日、3月8日(東京発着)2018年1月20・28日、2月5・13・21日、3月1日(名古屋発着)
- 2017年8/31
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オアシス・オブ・ザ・シーズ船上で皆既日食観測
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは、運航する世界最大客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」(22万5282トン)で皆既日食クルーズを実施した。8月21日観測された皆既日食は、米国本土を横断するものとしては99年ぶり。同船は8月20日にポートカナベラルを出航し、カリブ海を7泊8日でめぐるクルーズの途上で日食観測を行った。船上ではロックシンガーのボニー・タイラー氏と人気バンドのDNCEがステージを行った。
- 2017年8/30
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横浜市、ぱしふぃっく びいなすの市民クルーズ参加者を募集
横浜市は、市民割引料金で参加できる市民クルーズ「ぱしふぃっくびいなす 秋の南紀・瀬戸内 しまなみ海道クルーズ」、「ぱしふぃっくびいなす 秋の日本一周クルーズ」の参加者を募集している。秋の南紀・瀬戸内 しまなみ海道クルーズの日程は9月14日(木)~17日(日)の3泊4日、横浜発着で、新宮と瀬戸田(生口島)に寄港する。クルーズ料金(大人1人、2名一室利用の場合)は通常料金の15パーセント割引で、ステートルームHは11万9000円(募集室数3室)、ステートルームGは12万4100円(同10室)、ステートルームFは13万6000円(同3室)。旅行企画・実施は日本クルーズ客船。秋の日本一周クルーズの日程は9月20日(水)~27日(水)の7泊8日、横浜発着で、宮古、奥尻島、両津(佐渡島)、宮津、浜田、下関、高松に寄港する。クルーズ料金(大人1人、2名一室利用の場合)は通常料金の15パーセント割引で、ステートルームHは28万7300円(募集室数5室)、ステートルームGは30万4300円(同5室)、ステートルームFは32万9800円(同5室)。
- 2017年8/28
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スタークルーズ、ヴァーゴ日本発着第四弾の出演者発表
スタークルーズは、今年7月から11月まで実施する「スーパースター ヴァーゴ」(7万5338トン)の大阪・横浜発着「ヴァーゴthe よしもと@クルーズ」の出演者第四弾として、あべこうじ、インパルス、2700ら芸人6組の出演を発表した。9/16(土)の公演では新ジャンルの即興コントショー「THE EMPTY STAGE」を行う。出演者の詳細は以下のとおり。【出演者情報】・9月2日(土):インパルス、あべこうじ、2700<br /> ・9月9日(土):プラス・マイナス、スリムクラブ・9月16日(土):「THE EMPTY STAGE」・9月23日(土):レイザーラモン RG
- 2017年8/27
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ノルウェージャン、来春就航新造船に洋上最長ゴーカートなど
ノルウェージャン・クルーズラインは、来年4月引き渡し予定の新造船「ノルウェージャン ブリス」(16万7800トン)の施設詳細を発表した。洋上最大のゴーカートサーキットや、サバイバルゲームの屋外フィールドなどを搭載する。同船は「ノルウェージャン・プラス・クラス」の第3船で、同社16隻目の客船。ゴーカートサーキットは、現在中国に配船する姉妹船「ノルウェージャン ジョイ」でも好評を博している。洋上最長の300メートル超、上下に交差するコースを最高時速48キロメートルの電動ゴーカートで走行する。サバイバルゲーム「レーザータグ」は弾の代わりにレーザー光を使うサバイバルゲームで、廃墟となった宇宙ステーションをテーマにしたフィールドで対戦ゲームができる。プールエリアには船側面から張り出したジャクジーや、110メートル超のウオータースライダー、キッズ・アクアパークなどを備える。ダイニングではアメリカ南部の味がコンセプトの「テキサススモークハウスQ」が新登場。ポップカントリーの演奏を聴きながらテキサスバーベキューを味わえる。メキシコ料理レストラン「ロスロボス」は2016年から同社の客船に導入された新レストランで、テーブルサイドで仕上げるワカモレなどが好評。屋内と屋外にテーブルを備える。同船が2018年6月から就航するアラスカクルーズで母港となるシアトルにちなみ、スターバックス・コーヒーも設置する。2013年就航の「ノルウェージャン ブレイクアウェイ」から登場した、レストランやバー、ラウンジの並ぶ屋外プロムナード「ウオーターフロント」も、米西海岸に就航する船として初めて設置される。また、同社初の試みとして、カジノを喫煙カジノと禁煙カジノに分けて設ける。
- 2017年8/26
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ドリームクルーズ、スイートカテゴリーをオールインクルーシブに
ドリームクルーズは、スイートカテゴリー「ドリームパレス」にオールインクルーシブ制を導入する。ドリンクパッケージやWi-Fiなどが代金に含まれるようになる。ドリームパレスはスイート以上の客室が対象で、専用レストランやプール、バトラーサービスなどを備える。オールインクルーシブ制は現在就航する第一船「ゲンティン ドリーム」では9月1日から、11月にデビューする第2船「ワールド ドリーム」では就航時から導入する。サービス内容は下記のとおり。・ドリームパレス専用レストランでの食事・5カ所のスペシャリティ―・レストランでのセットメニュー(1晩1カ所)・船内すべてのバーやラウンジで利用できるプレミアムドリンクパッケージ・客室内のソフトドリンクとミネラルウォーター・クルーズ中利用できるWi-Fiの標準パッケージ・ドリームパレス専用の市内送迎シャトルサービス・5泊クルーズ最後の夜にドリームパレス専用プールエリアで開催する屋外シーフードバーベキューディナー・ヴィンテージルームでプライベートな食事とワインが楽しめる「シェフズテーブル」の優先予約
- 2017年8/24
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RCI、2019年就航新クラス第一船建造開始 アジアに配船
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は、ドイツのマイヤー・ベルフトで新造船の起工式となる鋼材切断式(スチールカット)を行った。2019年就航予定で、船名は「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」と発表した。現在最新の「クァンタム・クラス」を進化させた「クァンタム・ウルトラクラス(仮)」の第一船として就航させ、中国をはじめとするアジアに配船する。同社のマイケル・ベイリーCEOは、「今日は記念すべき日。スペクトラム・オブ・ザ・シーズはアジア圏のお客さまに今まで体験したことのないような革新的なクルーズ体験をお届けし、クルーズ業界においても大きな革新となることだろう」とコメントしている。
- 2017年8/23
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境港、2017年は客船寄港予約60回 6~7万人来訪見込む
境港貿易振興会は8日、都内で境港利用促進懇談会を開催した。クルーズ客船の寄港状況や受け入れ体制の整備に向けた取り組みを紹介した。同港のクルーズ客船寄港数は昨年、過去最高の33回を記録。今年は約60回の予約があり、6~7万人の来訪を見込むなど昨年実績を大きく上回る見通しだ。近年は特に10万トン以上の大型客船の寄港が増えている。港湾整備では、中野地区で係留ドルフィンを今年中に整備する方針だ。これにより、11万トン級のクルーズ客船の着岸ができるようになる。加えて、竹内南地区では貨客船ターミナルを整備する予定で、2019年度に完成する。クルーズ客船や日本と韓国・ロシアを結ぶDBSクルーズフェリーなどの入港に対応する
- 2017年8/22
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ぱしふぃっく びいなす、9月28日発のフライ&クルーズの発売開始
日本クルーズ客船は7日、「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン)の9月28日(木)横浜発「福江みなとまつりと屋久島・佐世保クルーズ」に、航空機を利用するフライ&クルーズのコースを設定し発売を開始した。詳細は下記のとおり。■「福江みなとまつりと屋久島」2017年9月28日(木)~10月2日(月)5日間<br /> 横浜(ぱしふぃっく びいなす乗船)~屋久島~五島~佐世保(下船)~羽田空港■「雲仙温泉宮崎旅館と軍艦島」2017年10月1日(日)~10月4日(水)4日間<br /> 羽田空港~雲仙~軍艦島~長崎~佐世保(ぱしふぃっく びいなす乗船)~横浜(下船)
- 2017年8/18
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クリスタル・リバー・クルーズ、新造クラス第一船引き渡し
クリスタル・リバー・クルーズは3日、グループ会社のロイド・ベルフトで「クリスタル・バッハ」の引き渡し式を実施した。4隻建造する「ライン・クラス」の第一船となる。同クラスはヨーロッパでは唯一となる、全客室バルコニー付きスイートのリバー客船。バトラーサービスもすべての客室に付く。クリスタル・リバークルーズは昨年7月、買船し改装を施した「クリスタル・モーツァルト」で運航を開始。『トラベル&レジャー』誌の2017年「ベスト・リバークルーズ船社」に選ばれるなどすでに高い評価を得ている。クリスタル・バッハはライン川とモーゼル川に就航し、アムステルダム~フランクフルト、アムステルダム~バーゼルなどをクルーズする予定。
- 2017年8/13
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コスタ ネオクラシカ、2018年3月にコスタ・クルーズから離籍
コスタクルーズは2018年夏期のスケジュールについて追加発表し、「コスタ ネオクラシカ」(5万2926トン)が2018年3月10日出航のインド&モルディブクルーズを最後に同社の船隊を離れると発表した。同船は船名が「コスタ クラシカ」時代の2011年に博多から乗下船できるクルーズを実施するなど、日本でもおなじみの客船。2014年の改装で同社のスロークルージングをテーマにしたブランド「コスタ・ネオコレクション」に加わり、現船名になった。また、2012年から中国などアジアを基点に就航、2016年には日本海周遊クルーズを実施した「コスタ ビクトリア」(7万5166トン)をヨーロッパに配船することも発表した。ビクトリアは「コスタ ネオリビエラ」(4万8200トン)が就航予定だったバルト海クルーズに就航し、ネオリビエラはネオクラシカに代わりエーゲ海クルーズに就航する。
- 2017年8/11
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酒田港、「コスタ ネオロマンチカ」が初入港 初の外国船寄港
コスタクルーズの「コスタ ネオロマンチカ」(5万7000トン)が2日、山形県の酒田港に初入港した。同港に外国船が入港するのは初めて。「東北ねぶた祭りと日本海周遊・釜山 7泊8日」で博多、京都舞鶴、金沢、青森、釜山をめぐるクルーズによるもの。乗客約800人の国籍の内訳は約9割が日本、1割が韓国など。入港時は約1,000人の市民らが手を振り、酒田の伝統芸能である獅子舞や山車なども岸壁で出迎えた。歓迎イベントでは、羽黒高校チアリーディング部による演技や浄徳幼稚園の「もしぇのん・あののん音頭」などが披露された。ふ頭では日本酒の試飲ブースや伝統工芸品の物品販売などを実施し、乗客のみならず大勢の人でにぎわいを見せた。同船は2日19時半に青森へ向けて同港を出港。約80発の花火が打ち上がり、華やかな見送りとなった。酒田港には2018年7月、プリンセス・クルーズの「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)が2回寄港する予定。
- 2017年8/10
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ディズニー、3隻目のLNG焚き客船発注 2022年竣工
ディズニー・クルーズラインは、ドイツのマイヤー・ベルフトにLNG燃料推進の客船を1隻発注した。2022年竣工予定。ディズニーはすでにマイヤー・ベルフトに2021年と2023年就航の2隻のLNG燃料客船を発注しており、この同型船となる。総トン数は13万5000トン、客室数1,250室。ディズニーは現在4隻の客船を運航しており、3隻目の新造船が就航する2023年には船隊が計7隻となる。
- 2017年7/27
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『マツコの知らない世界』、「豪華客船の世界」第3弾
8月1日(火)、TBSテレビ系列『マツコの知らない世界』で「豪華客船の世界」第3弾が放送される。前2回に続き、クルーズライターの上田寿美子さんが案内役を務める。今回は日本船3社の“イケメン船員”が登場する。同番組は毎回、その道のプロが案内役として登場、マツコ・デラックスとのマニアックなトークが人気。■TBSテレビ系列『マツコの知らない世界』2017年8月1日(火)20時57分~「マツコの知らない豪華客船の世界」http://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/
- 2017年7/25
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国交省、6月の客船寄港回数を発表
国土交通省は、2017年6月のクルーズ客船の日本の港への寄港回数を277回(前年同期比1.33倍)と発表した。内訳は日本船59回、外国船218回。今年1月から6月までの寄港総数は1, 311回(前年同期比1.41倍)となった。国土交通省は2016年7月から毎月1回、客船の寄港回数を「Japan Cruise Report」としてホームページで公表している。
- 2017年7/22
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ノルウェージャン・ジョイ、神戸港に初入港
ノルウェージャンクルーズライン(NCL)の新造客船「ノルウェージャン・ジョイ」(16万7725トン)が10日、神戸港に初入港した。神戸港に入港した客船ではロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」に次ぐ大きさ。上海発着のクルーズで神戸に寄港。中国人乗客など約3600人が神戸を観光した。神戸ポートターミナルに接岸した同船内で、神戸市による歓迎セレモニーが開催された。神戸市みなと総局の田中誠夫みなと振興部長は初入港を歓迎。ホーキャン・スベスチョアン船長は神戸港が美しい港で、また来航したい希望を述べた。
- 2017年7/21
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マジェスティック・プリンセス、上海発着クルーズ就航開始
プリンセス・クルーズの「マジェスティック・プリンセス」(14万2229トン)は11日から、上海発着クルーズを開始する。同船は9日、チビタベッキア発50日間のクルーズを経て上海に入港。同日、就航祝賀式典が開催され、元バスケットボール中国代表選手のヤオ・ミン氏と、同じく元バスケットボール中国代表のイエ・リー夫人によって命名された。式典には、カーニバル・コーポレーションのアーノルド・ドナルド社長兼CEOや、プリンセス・クルーズおよびカーニバル・オーストラリアのジャン・スワーツグループ社長、上海インターナショナル・クルーズ・ビジネス協会のワン・ホン会長などが出席した。ドナルド社長兼CEOは「私たちは中国のクルーズ業界の発展に長期的に取り組み、戦略的に強化している。この式典は私たちにとって非常に注目すべきこと」とコメントした。
- 2017年7/18
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スタークルーズ、大阪・横浜発着開始 夏季は一部清水発着も
スタークルーズとゲンティン・クルーズラインは8日大阪、9日横浜で「スーパースター・ヴァーゴ」(7万5338トン)の日本発着クルーズ開始記念イベントを実施した。同船は11月まで、大阪~横浜~清水~鹿児島~上海~大阪を7泊8日で周遊するクルーズを行う。大阪、横浜、上海から発着地が選べる。大阪港停泊中の船内で実施したセレモニーにはゲンティン・クルーズラインのケン・ズー社長、スタークルーズのアン・ムー・リム社長とマイケル・ゴー営業上級副社長、スタークルーズ日本オフィスの山本有助日本支社長、大阪港関係者として大阪市から田中清剛副市長、筋原章博港区長、薮内弘港湾局長、大阪港客船ターミナルに隣接する海遊館から三輪年社長らが出席した。スペシャルゲストとして動画サイトでの再生数が1億回を超えた「PPAP」を歌うピコ太郎さんが登場し歌を披露。クルーズ開始に華を添えた。ズー社長は今回のクルーズについて、「ゲンティン・クルーズラインはアジア太平洋地域のクルーズ産業の先駆者として、10カ国、12の母港、37の寄港地でスタークルーズとドリームクルーズの両ブランドを展開、かつてない休日の過ごし方を提供してきた。日本を含む各地域の観光客の増加にも一役買わせていただいている。日本はわれわれにとって強固なアウトバウンド市場で、重要なソースマーケットだ。加えて国際市場にとってクルーズの人気の寄港地でもあり、昨年はクルーズでの訪日外国人数が200万人近くを記録、前年度から80パーセント増加している。新しい旅行の選択肢を日本に提供すべく、ゲンティン・クルーズラインは革新的なアイテナリーと定評あるアジア流のおもてなし、で日本のクルーズ産業発展にさらなる貢献をさせていただく。今回の就航にあたって美しい大阪を母港と呼ばせてもらいうれしい。日本第2の都市で、大阪城や、多くの神社があり、ショッピングもでき、ファミリーはUSJや海遊館にも足を運べる。弊社は24年以上の経験でさまざまなアジアの文化、好みの違い、ローカル化の重要性を熟知している。今回のクルーズでは日本人乗客を歓迎すべく、日本語クルー乗船、日本語の資料や船内アナウンス、日本人の口に合う食、日本語の寄港地ツアーなど趣向をこらしている。日本の伝統的なコメディーである漫才の「ヴァーゴtheよしもと」など、日本で人気のエンターテインメントも追加した。コースには人気の寄港地を盛り込み、最高に価値のある休日の選択肢のひとつと自負している。日本のアウトバウンドと同時に、日本をクルーズの主要な寄港地・ハブ港としてアピールすることに一役買うだろう」とあいさつ。田中副市長は「大阪港は今年開港150年。記念すべき年に発着港、初寄港の地として選んでいただき光栄だ。大阪は買い物、グルメ、エンタメ、歴史、文化と魅力にあふれた都市。2015年の万国博覧会やIR(統合型リゾート)の誘致も進めており、実現するとさらに魅力がパワーアップする。ぜひ再度のお越しをお待ちしている」と大阪発着実現の喜びを語った。メディア向けに行われたインタビューではアン・ムー・リム社長が今回のクルーズについて「22~23ノットで航行できるヴァーゴだからこそ、7泊8日でこのコースを周る今回の“ゴールデンルート”は実現した。他社にはできないコース。中国と日本両方のすばらしい港を一度にめぐるこのコースはめずらしく、中国、日本の両国だけでなく国際市場、東南アジアやオーストラリア、インドなどからも需要が高い」と強みを語った。山本社長は日本での販売状況について「大きな旅行会社から小さな旅行会社まで、宣伝をしたり、(今年3月の)販売開始から短い期間ではあったが地方の新聞、神奈川新聞などとも協力したりして案内をしている。正直まだ少し宣伝が足りないのかなというところはあるが、7月7日まで上海の寄港地観光無料キャンペーンを行い、8月に9月には子供無料キャンペーンを行う。加えて、清水からも乗船したいという声をいただき、8月9月に特別に販売している。今航海は中国の方も多いが、大阪と横浜から(日本人が)乗船いただくし、今回は旅行会社やメディアの方にも体験乗船していただくので、このクルーズの良さをもっともっと伝えていただきたい。過去10年、フライ&クルーズでヴァーゴに多くのお客さまを送客してきた。現在プリンセス・クルーズやコスタ・クルーズが日本にきているが、ここ10年日本でもっとも露出が多かったのはスタークルーズだと思っている。この記憶を呼び起こすためにも広告をしているが、それだけでなく、クルーズをしたことがない方にも乗船いただくため、よしもととのコラボレーションなどしている。お子さまを含む家族や、30~40代の女性が乗船してくれるようなキャンペーンも打ち出していきたい」と今後セールスプロモーションにさらに注力すると説明した。薮内港湾局長は「大阪港は年々客船の寄港数が伸びている。5年前、いまほど各港の客船誘致が盛んではない頃、シンガポールのスタークルーズのオフィスを訪ねて大阪寄港を願った。今回母港として位置付けいただいてたいへんうれしい。寄港地としてだけではなく母港としての大阪港を目指しているので、その最初としてスタークルーズに利用いただき感謝している。これを契機に寄港数をまだまだ伸ばしていけるのでは。ここ4年ほど港のファシリティーを造り変えたことも、こうした寄港につながったのではと思う」と発着クルーズ実現と今後のさらなる成長を期待した。9日、横浜港停泊中に開催したセレモニーには、大阪でのセレモニーから引き続きゲンティン・クルーズラインのズー社長、スタークルーズのリム社長とゴー営業上級副社長、スタークルーズ日本オフィスの山本日本支社長が出席。主賓として国土交通省港湾局の石原洋クルーズ振興室長、伊東慎介横浜市港湾局長が招かれた。記念品の交換などに続き、サイレントコメディー・デュオ「が~まるちょば」(吉本興業所属)がパフォーマンスを行い、会場を沸かせた。その後、メディア向けに行われた質疑応答では、今回のクルーズの乗客の割合が日本人が25パーセント、中国を主に、台湾やインドなど海外から乗客が75パーセントであることを発表。現在は中国が夏休みシーズンのため、乗客割合が多いがそれ以降は割合に変化があるだろう、とリム社長が説明した。今期のクルーズを通し、海外からの乗客も含めマーケットの需要が多ければ、来年以降の継続も視野に入れ、さらにニーズが大きい場合はゲンティン・クルーズラインの他のブランドの船を使用する可能性にも触れた。
- 2017年7/17
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マジェスティックP日本初来航 同型船の日本発着の可能性も
プリンセス・クルーズの「マジェスティック・プリンセス」(14万2229トン)が3日、横浜港大黒ふ頭に入港した。今年3月にデビューした同船にとって今回が日本初寄港となった。船内でのセレモニーでは、同社による日本発着クルーズに将来マジェスティック・プリンセスと同型の「ロイヤル・クラス」客船を投入する可能性も語られた。チビタベッキア発50日間の「海のシルクロード」クルーズ途上での寄港。乗客は欧米系を中心に約3500人、満船での寄港となった。5日大阪、9日に上海に寄港し、9日に上海で就航記念式典を実施。その後は上海発着クルーズに就航する。プリンセス・クルーズとカーニバル・ジャパンは船内で初寄港記念セレモニーとメディア向け会見を実施した。プリンセス・クルーズのインターナショナル・オペレーション担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントのアンソニー・Hカウフマン氏は「マジェスティック・プリンセスはプリンセス・クルーズが業界をリードするクルーズラインであることを証明する船。2018年には上海~シンガポールクルーズ、オーストラリア・ニュージーランドクルーズも実施する」と同船を紹介。現在「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)が就航する同社の日本配船について「日本はプリンセス・クルーズにとって重要な市場。2013年から始めた日本発着は顧客満足も高いスコアを記録している。2018年は通年配船を行い、コースもより充実する。将来的にはマジェスティック・プリンセス級も日本発着に配船したい」と語った。堀川悟カーニバル・ジャパン社長は「日本発着クルーズは年々就航期間を延ばし、2018年は念願の通年就航となる。さらに供給を増やすには就航隻数を増やすか、船のサイズを大きくするか。現在日本発着に就航するダイヤモンド・プリンセスが入港できる港の数は35港前後。マジェスティック・プリンセス級は20前後の港しか入れない。国交省に港湾設備の強化など協力をいただき、より多くの港に寄港させたい。プリンセス・クルーズは日本市場をアジアの中でも重要視しており、供給を増やそうと考えている」。具体的な配船数増加の時期については「2018年は満船となれば10万人。2019年はドック期間のない分日程が増え12万人を想定している。(ダイヤモンド一隻では)これ以上供給量を増やせないので、2020年以降に2隻体制にするか、より大きな船を就航させるか、検討している」とした。プリンセス・クルーズでは今後マジェスティック級「ロイヤル・クラス」を3隻新造予定で計6隻となることも踏まえ、日本を含む全世界の配船計画がなされるという。マジェスティック・プリンセスは「ロイヤル・クラス」の第3船。海上40メートルのガラス張りの通路「シーウォーク」や噴水の光と水のショーがあるプールデッキなど同クラスの人気施設のほか、中国発着仕様のカスタマイズとして中国料理レストランや、ヌードルバー、カラオケなど同船から登場した新施設を多く備える。
- 2017年7/16
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キュナード、シャンパン「ローランペリエ」と提携 QM2に新施設
キュナード・ラインは、シャンパンメーカー、ローラン・ペリエ社と提携、「クイーン・メリー2」(14万8528トン)に「ローラン・ペリエ・シャンパン・ラウンジ」が登場した。ローラン・ペリエのシャンパンを無料のカナッペとともに楽しめるほか、飲み比べをすることもできる。同施設はヴーヴ・クリコのシャンパン・バーの代わりに新設されたもの。ローラン・ペリエは、フランス国内外の高級レストランなどに置かれるなど高品質のシャンパンとして知られ、英国のチャールズ皇太子主催の晩さん会で振る舞われるなど英国王室との関わりも深い。そのほか、同社は王立園芸協会(RHS)、アスコット競馬場とも提携を発表。RHS主催の「RHSチャッツワース・フラワーショー」や、アスコット競馬場の「フード&ワイン・フェスティバル・レーシング・ウィークエンド」に登場する予定。
- 2017年7/14
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リッツ・カールトンがクルーズ事業に進出 第1船は2019年就航
ホテル・チェーンを展開するホテルブランド大手のリッツ・カールトンが、クルーズ事業に進出する。ヨットタイプの新造船3隻を建造し、第1船は2019年就航。オーダーメイドのクルーズ旅行を提供する。新造船の乗客定員は298人で、149室のスイート客室全室にバルコニーを備える。2階層のペントハウスも登場予定。船内はモダンな内装でデザインされ、アメニティーは同社による「ザ・リッツ・カールトン・スパ」で使用されているものを採用。ドイツ・ヴォルフスブルクのリッツ・カールトン内にあるミシュラン3つ星レストランのシェフ、スヴェン・エルヴァーフェルト氏によるレストランが登場する。そのほか、寄港地ゆかりのシェフやアーティスト、音楽家などとのアクティビティーを展開する。クルーズ日程は7~10日間の予定。2018年5月に予約を開始する。
- 2017年7/12
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ノルウェージャン・ジョイ、上海で命名式開催
ノルウェージャン・クルーズラインは27日、同社が初めて中国市場向けに建造した新造船「ノルウェージャン・ジョイ」(16万7725トン)の命名式を上海で開催した。命名者は歌手・俳優のワン・リーホン氏が務めた。ワン氏やノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)の役員らにより船体にシャンパンボトルをぶつける伝統の儀式が行われ、ワン氏によるライブ・パフォーマンスも行われた。NCLHのフランク・デル・リオ社長兼CEOは「中国からのすばらしいゲストをお迎えするためにカスタムデザインされた世界初の客船の命名式を開催することができ、誇らしい気持ちとともに大きな期待感でいっぱいだ」とコメントした。
- 2017年7/10
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セレブリティ・ミレニアム、2018年の日本発着クルーズを発表
セレブリティクルーズやアザマラ・クラブ・クルーズの日本総代理店を務めるミキ・ツーリストは6月29日実施したメディア向け発表会で、2017年に引き続き、2018年も「セレブリティ・ミレニアム」(9万963トン/セレブリティクルーズ)がセレブリティクルーズの自主運行による日本発着クルーズを行うと発表した。セレブリティクルーズは今年の4月22日~30日に、セレブリティ・ミレニアムによる横浜発着「日本一周春色クルーズ」を行った。ミキ・ツーリストクルーズカンパニー長の百武達也氏は、「今春のクルーズは発売後3カ月で満船となる、売れ行きの良さだった。桜の季節にプレミアムな同船で日本をゆったりとめぐる。船内でも寄港地の観光セミナーや参加型の日本酒講座などを行った結果、寄港地への関心を持ってもらえた。セレブリティクルーズの美食に加え、総合的に高い評価をいただいたので2018年も春と秋に自主クルーズの運航を決めた」と説明。セレブリティクルーズと同じくロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッド(RCCL)傘下のアザマラ・クラブ・クルーズも2019年春に「アザマラ・クエスト」(3万277トン)による日本発着クルーズを2本実施する。いずれのクルーズも料金の詳細は8月末の商品発表会で明らかにする。発表会では、2018年12月就航予定の新造船「セレブリティ・エッジ」の後方に作られるガラス張り、3層吹き抜けのスペース「エデン」についても発表。バーやカフェ、レストランなどを擁し、夜はショーを観ながら食事も楽しめるようになる予定。セレブリティ・ミレニアムの2018年日本発着クルーズ、およびアザマラ・クエストの2019年日本発着のコースの日程・コースは下記の通り。■セレブリティ・ミレニアム「2018陽春のぐるり日本列島 11日間」日程:2018年4月15日(日)~25日(水)10泊11日コース:横浜~清水~神戸~高知~長崎~釜山~青森~横浜/2018年秋の日本発着クルーズ日程:2018年9月30日(日)~10月12日(金)12泊13日コース:横浜~清水~神戸~高知~広島~釜山~函館~青森~横浜■アザマラ・クエスト<br /> 日程:2019年4月14日(日)~27日(土)13泊14日コース:東京~函館~秋田~金沢~境港~釜山~北九州~広島~高松~神戸~清水~横浜日程:2019年4月27日(土)~5月11日(土)14泊15日コース:横浜~函館~青森~秋田~金沢~境港~釜山~北九州~広島~高松~神戸~清水~東京(大阪発片道クルーズ)日程:2019年9月18日(水)~10月4日(金)16泊17日コース:大阪~高松~広島~釜山~麗水~天津~大連~上海~香港
- 2017年7/9
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クルーズ船をホテルとして活用 東京五輪に向けて検討を開始
2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、クルーズ船をホテルとして活用するための検討が始まる。内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局と国土交通省港湾局は27日、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた出入国に関する関係省庁等連絡会議」の下に、クルーズ船のホテルとしての活用に関する分科会を設置すると発表した。29日に第1回会合を開催する。東京五輪・パラリンピック開催時には、大会関係者や観客の来訪が多く見込まれるため、東京と周辺地域の宿泊施設の供給を十分に確保する必要がある。分科会では、五輪開催時だけでなく、大会後の大規模イベント開催時にもホテルシップとして活用することを見据えて、制度面を中心とした課題の検討と調整も推進する。
- 2017年7/8
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エメラルド・ウォーターウェイズ、ドウロ川に新造船デビュー
リバー船社エメラルド・ウォーターウェイズの新造船「エメラルド・ラディアンス」が16日、ポルトガルのポルトでデビューした。同船は乗客数112人、クルーと乗客の比率は1対3。ドウロ川に就航し、ポルト発着の7泊8日クルーズでポルトガル北部の川沿いの街をめぐる。2017年はほぼ完売で、先日2018年の予約が開始された。同社は今年、3隻の新造船が就航予定。今後「エメラルド・デスティニー」がオーストリアのウィーン、「エメラルド・リベルテ」がフランスのリヨンで命名式を行う。
- 2017年7/6
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マジェスティック・プリンセス、命名者に中国の元NBA選手ら
プリンセス・クルーズは4月に就航した「マジェスティック・プリンセス」(14万3000トン)の命名者に、元バスケットボール中国代表選手で、NBAの殿堂入りも果たしたヤオ・ミン氏と、同じくバスケットボールの元中国代表イエ・リー夫人を任命した。同船はローマから中国の厦門までの航海中、数週間にわたって祝賀行事を行い、中国の伝統芸能や西洋文化を取り入れた公演を実施。命名式は7月9日に上海に入港する同船で開催し、11日から上海を母港にしたクルーズに就航する。同社のジャン・スワーツ社長は「ヤオ・ミン氏とイエ・リー夫人が命名大使を務めてくれることを光栄に思う。ヤオ氏が中国とアメリカで収めた功績は世界的に知られており、国際的なクルーズラインであるわが社の精神“東洋と西洋の出会い”をまさに体現している」とコメントした。夫妻は2008年に中国の四川省で発生した大地震に対応して「ヤオ・ファンデーション」を設立。地域の学校建設に資金を提供したり、若い世代に向けてスポーツ教育に取り組むなど、さまざまな支援活動を行っている。ヤオ氏は「このような機会をいただけて大変光栄に思う。プリンセス・クルーズも中国の青少年の育成について深く配慮していることに感銘を受け、またヤオ・ファンデーションに対する支援にも大変感謝している。マジェスティック・プリンセスで休暇を過ごすことをとても楽しみにしている」と述べた。
- 2017年7/4
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エメラルド・ウォーターウェイズ、2018年の新コース4本発表
ヨーロッパのリバークルーズを運航するエメラルド・ウォーターウェイズは、2018年の新コースを4本発表した。アジアのメコン川クルーズ1本、オランダ運河を含めたライン川クルーズ3本。9月1日までの申し込みで、一人あたり500ドル引きになる特別キャンペーンを実施している。ライン川クルーズの「クラシック・ライン」コースは、オランダのアムステルダムからドイツのマインツまで乗船する7泊クルーズ。オランダとドイツの文化が入り交じる街「クサンテン」や、世界最大の冷水間欠泉のアンダーナッハ・ガイザーなどを訪ねる。「マジェスティック・ライン」コースは、マインツからスイスのバーゼルまで乗船する7泊クルーズ。ロマンチック街道のネッカー川流域からハイデルベルグを訪ね、ドイツの有名な温泉地バーデン・バーデンなどをめぐる。「オランダ・ベルギーの魅惑」コースは、アムステルダムから風車で有名なキンデル大工や、オランダ最古の要塞都市マーストリヒトなどをめぐる7泊クルーズ。メコン川クルーズは、ベトナムのホーチミンからカンボジアのシェムリアップまで乗船する7泊クルーズ。プノンペンでの民族舞踏鑑賞などが用意される。
- 2017年7/2
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キュナード、英国ブランドとコラボした旅行バッグを販売
キュナード・ラインは、英国の高級トラベルケース(旅行バッグ)ブランド「グローブ・トロッター」とコラボレーションしたオリジナルのトラベルケースを限定販売する。同社のクルーズをイメージし、ネイビー色の本体にホワイトレザーをあしらい、ケースの内側にリーフ柄のプリントを施した。7月17日(月・祝)から英国アイテムのセレクトショップ「ヴァルカナイズ・ロンドン」の各店舗(青山・銀座・名古屋・心斎橋・札幌)で販売を開始する。
- 2017年7/1
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クロワジー・ヨーロッパ、エリア拡大 今年末から南アフリカも
1976年創業、フランスの老舗リバークルーズ船社「クロワジー・ヨーロッパ」。約50隻を運航し、フランスをはじめヨーロッパ広域の多様な河川のクルーズを提供するほか、2014年にはメコン川クルーズの会社を買収。今年12月からは南アフリカクルーズを開始する。リーズナブルな代金と、客船建造から携わるというリバークルーズへのこだわり。同社の魅力をインターナショナル・セールス・ディレクターのミシェル・グリム氏に聞いた。(会社の特長について)「クロワジー・ヨーロッパは41年前に創立し、現在は創業者の4人の子どもが経営しています。近年ヨーロッパのリバークルーズ船社が増えましたが、他国のランドオペレーターが参入してきた会社などとは異なり、弊社はリバークルーズ一筋。船上からの見どころ通過のタイミング、水の状況、ロックの通航などに精通しています。運航する客船を自社で建造するリバー船社も唯一でしょう。ベルギーのナミュールという街に造船所を持っています。例えばセーヌ川クルーズでは、他社はパリ郊外から乗船することが多いですが、クロワジーはエッフェル塔のすぐ近くが乗船地。弊社の船はバラストで高さが調節でき、さらに天井も下げられるので市内中心部の低い橋の下もくぐれるからです。船の性能の高さと、高い操船技術によって、まさに「街から街」をめぐるオーセンティックなリバークルーズの旅が体験できます。欧州リバー船社でデスティネーションは最も多く、スペイン・アンダルシアのググアダルキビル川やハンガリーのティサ川など弊社だけのコースもあり、日数も3日~4週間と幅広い。<br /> <br /> 客層は50パーセントがフランス人で、50パーセントがインターナショナル。船内言語は仏語、英語が基本ですが、チャーターの場合はその言語対応にと、どこからの乗客も歓迎しています。客室は全室同じサイズが基本。近年は「プレミアム・シップス」という新世代の船を就航させれていて、客室の数を減らしてサイズアップ、天井から床までの大きな窓などモダンなデザインの快適な空間が好評です。料理はフランス料理が基本で、その土地の料理も提供します。ヘッドシェフのアラン・ボーンは「メートル・キュイジーヌ・ド・フランス」のメンバー。「ガストロノミー・クルーズ」と題した地元有名レストランを訪ねるクルーズもあります。船内では高級銘柄を除き、ワインやビールも代金込みです。」(クルーズ代金について)「昔、リバークルーズは高級商品でお金持ちのものでした。弊社創業者は“よい商品を適正な価格で”という思いでクロワジー・ヨーロッパを始めたのです。我々の船はウルトララグジュアリーではなく、4つ星。自社で船を造り、クルーも自社の社員。外注はせず自力でコストコントロールすることで適正な価格に務めています。」(ヨーロッパ以外のエリアについて)「メコン川には今年、新しい船がデビューします。9月デビューの「インドシナⅡ」は各室にプライベート・バルコニー付き。喫水が浅いので、乾季でもカンボジアのトンレサップ(湖)に入れますし、ベトナムではホーチミン市内までアクセスできます。12月には南アフリカクルーズを開始します。チョベ川をクルーズし、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナなどを訪ねます。就航するのは新造船の「アフリカンドリーム」。3泊クルーズし、3泊は弊社専用のロッジに泊まります。」グリム氏は社歴17年。入社当時はフランス向けのみだった同社の海外市場開拓に貢献してきた。「上役とも気軽に話ができる風通しのよい社風です」と語る同氏からは、クロワジー・ヨーロッパへの愛情と、同社のクルーズ商品が“良い商品で適切な価格”であることの自信が伝わってきた。
- 2017年6/30
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RCI、「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」が進水
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」(23万トン)が9日、マイアミで進水した。姉妹船の「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」(22万7000トン)よりも28室多く、就航後は世界最大の客船となる。船内には新しい設備を搭載するほか、ロボットバーテンダーがカクテルを作る「バイオニックバー」や洋上最高のスライダー「アルティメットアビス」などの施設を設置する。同船は夏にバルセロナやパルマ・デ・マヨルカ、マルセイユ、ラスぺツィアなどに帰港するデビュークルーズを実施する。11月上旬にはマイアミを母港に西カリブ海・東カリブ海をめぐる7泊のクルーズを行う。
- 2017年6/29
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「シルバー・ミューズ」、2019年日本初来航、GWに東京発着
シルバーシー・クルーズの今年4月デビューした新造船「シルバー・ミューズ」(4万700トン)が2019年春に日本に初来航し、東京発着クルーズを実施する。4 月16日~29日と、4月29日~5月12日の同一コース14日間が2本。寄港地は鹿児島、佐世保、釜山、舞鶴、青森、函館。シルバー・ミューズは4万トンの船体に乗客定員596名のゆったりしたスペース、全客室スイート仕様でバトラー付き、洋上のルレ・エ・シャトーを含む8つのダイニングなど、ラグジュアリー船社の代表格の1つである同社の最新客船。2017年6月28日までに申し込むと10パーセント割引きになる早期割引も設定されている。概要は下記のとおり。■2019年春 東京発着クルーズ2019年4月16日(火)~4月29日(月・祝) 13泊14日/2019年4月29日(月・祝)~5月12日(日) 13泊14日/東京(停泊)~(終日航海)~鹿児島~佐世保~釜山~(終日航海)~舞鶴(停泊)~(終日航海)~青森~函館~(終日航海)~東京/クルーズ料金(2名1室利用1人分)<br /> 8,250ドル(クラシックベランダスイート)~2万4450ドル(オーナーズスイート)<br /> 早期割引適用料金(同)/7,425ドル(クラシックベランダスイート)~2万2005ドル(オーナーズスイート)
- 2017年6/26
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スター・クリッパーズ、「フライング・クリッパー」進水式開催
スター・クリッパーズは10日、同社4隻目の帆船「フライング・クリッパー」(8,770トン)の進水式を開催した。クロアチアのブロドスプリット造船所で建造している。同社4隻目の帆船となる同船は全長162.22メートル、乗客定員300人、客室数150室。20世紀初頭にフランスのジロンド社のボルドー造船所で建造された「フランスⅡ」を模しており、完成後は世界最大の横帆艤装船となる。2018年に就航予定。
- 2017年6/25
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国交省、5月の客船寄港回数を発表
国土交通省は、2017年5月のクルーズ客船の日本の港への寄港回数を338回(前年同期比1.25倍)と発表した。内訳は日本船71回、外国船267回。今年1月から5月までの寄港総数は1,033回(前年同期比1.43倍)となった。国土交通省は2016年7月から毎月1回、客船の寄港回数を「Japan Cruise Report」としてホームページで公表している。
- 2017年6/24
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「クイーン・ヴィクトリア」、44億円投じた大改装完了
キュナード・ラインの「クイーン・ヴィクトリア」(9万49トン)が8日、3,400万ポンド(約44億円)を投じた大改装を終え、サウサンプトンに入港した。改装では「ブリタニア・クラブ」クラスの客室を43室と、専用レストランの「ブリタニア・クラブ・ダイニング」を新設した。「クイーンズ・グリル」クラスの「グランド・スイート」と「ペントハウス・スイート」もデザインを刷新し、バルコニーやバスルームなどを設置。全客室に薄型テレビやコーヒーマシンを配置した。ラウンジ・スペースを拡張し、「リド・サンデッキ」にカバナを備え、日陰エリアを広げた。「ウインター・ガーデン」はカーペットを刷新し、ガラス張りのサンルームを設置。バーラウンジの「チャート・ルーム」も一新した。同社のサイモン・パレソープ上級副社長は「この改装でわが社のデザイン・イノベーションチームは今まで以上の実力を発揮した。これまでの伝統を受け継ぎながら、既存の装飾を改装し、クイーン・ヴィクトリアの象徴的な優雅さを物語る新たな設備を追加した」とコメントした。同船はこの後、カナリア諸島をめぐるクルーズに出航した。
- 2017年6/23
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MSC、LNG焚き20万トン客船をSTXフランスへ発注
MSCクルーズは、STXフランスとLNG燃料推進の大型客船2隻とオプション2隻について覚書(MOA)を交わした。20万総トン型で、MSCクルーズの運航船で最大になる。確定分2隻は2022年と2024年、オプション建造分は2025年と2026年に引き渡しを予定している。昨年春に基本合意を交わした「ワールド・クラス」と題する新クラス客船。「ワールド・クラス」シリーズは、全長330メートル、幅47メートル、乗客数6850人、客室数2760室。LNG燃料推進エンジンを搭載する。調印式にはフランスのエマニュエル・マクロン大統領も同席した。MSCはSTXフランスと2026年まで客船の開発や建造でパートナーシップを結んでいる。MSCは先日就航した「MSCメラビリア」(17万1598トン)の「メラビリア・クラス」もう一隻と、「メラビリア・プラス・クラス」2隻をSTXフランスに発注しているほか、イタリアのフィンカンティエリへ16万トン「シーサイド・クラス」3隻を発注している。
- 2017年6/21
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スーパースター ヴァーゴ、日本発着開始時に施設名変更
スタークルーズは7月から、「スーパースター ヴァーゴ」(7万5338トン)のレストランなど一部施設名を変更する。ブランド強化の一環として、日本発着クルーズの就航に合わせ変更する。新しい施設名は下記のとおり。7月6日より有効。各施設のサービス内容には変更はない。■新施設名(旧施設名)/施設概要<br /> スターダイニングルーム(ゲンティンパレス)/インターナショナルダイニング、リド(メディテラニアンビュッフェ)/インターナショナルビュッフェ、シルクロード(ノーブルハウス)/中華料理、ヒューミドール(デン)/シガーラウンジ、アーケード(プレイディア)/ゲームルーム、ゾディアックシアター(リドシアター)/シアター
- 2017年6/20
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ロイヤル・カリビアン、8月にオアシスで皆既日食クルーズ
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは(RCI)、今年8月、アメリカで皆既日食を観測するクルーズを実施する。使用するのは世界最大客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」(22万5282トン)。皆既日食が起きるのは8月21日。クルーズは8月20日にポートカナベラルを出航、翌日皆既日食を観測し、フィリプスバーグ、シャーロットアマリー、ナッソーに寄港し、27日にポートカナベラルに帰着する。皆既日食がアメリカ本土の西岸から東岸まで横断するのは99年ぶり。RCIのマイケル・ベイリー社長兼CEOは「アメリカ全土で皆既日食が観測されるのは1918年以来。オアシスに乗船するお客さまは約一世紀ぶりの神秘的な現象を洋上で体験いただける。多くの冒険家たちが待ち望むこの瞬間は、忘れられないものになるだろう」と述べている。船上では特別ゲストを招いたコンサートや、皆既日食をテーマにしたダンスパーティー、ミニクイズ、セミナー、子どもも楽しめる科学プログラムなどのアクティビティーが実施される。皆既日食にちなんだオリジナルカクテルも登場、世紀のイベントを盛り上げる。
- 2017年6/18
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「MSCメラビリア」、ル・アーブルで命名式開催
MSCクルーズは3日、「MSCメラビリア」(17万1598トン)の命名式をル・アーブルで開催した。「MSCリリカ」以降、MSCクルーズの客船すべてを命名した女優のソフィア・ローレン氏が式典に参加し、命名者を務めた。<br /> <br /> 式典では、世界的な歌手のパトリック・ブリュエルや、ユニセフ親善大使のキッズ・ユナイテッドによるコンサートを実施。シャンパンボトルを船体にぶつける伝統の儀式が行われ、花火が打ち上がるなど同船の就航を華やかに祝った。<br /> <br /> 同社のピエルフランチェスコ・ヴァーゴ会長は「MSCメラビリアはわが社にとって第二段階の成長の始まりを告げるものだ。今夜、わが社初の次世代客船の命名式を迎えることを誇りに思う。2017年から2020年までに建造予定の新造船6隻は革新的なプロダクトとデザインを特徴とし、最新鋭の海洋技術と顧客重視のテクノロジーを備えている。MSCメラビリアは客船そのものが目的地になるというクルーズの新基準に沿って、このビジョンを実現させる最初の客船だ」とコメントした。<br /> <br /> 式典には同社の親会社MSCグループのトップマネジメントが列席し、MSCグループの創設者であり、同船のオーナーである会長のジャンルイジ・アポンテは、アポンテファミリーおよびアポンテ・ヴァーゴ・ファミリーとともに参加した。<br /> <br /> 同船はメラビリア・クラスの第1船で、MSCクルーズの船隊のなかで最大。10種類の客室を擁し、75パーセントの客室にバルコニーを備える。最新技術を駆使した「カルーセルラウンジ」では、シルク・ドゥ・ソレイユと提携するショーを毎晩2回、週に6日上演。屋内プロムナードには長さ96メートルものLEDスクリーン「LEDスカイ」を設けるなど、最新鋭の施設を数多く搭載した。<br /> <br /> 同船は4日にル・アーブルを出港し、ジェノバへ向かうデビュークルーズに出航した。6月11日からジェノバ、マルセイユ、バルセロナなどに寄港するクルーズに就航する。
- 2017年6/15
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マジェスティック・プリンセス、アジアの新コース発売
プリンセス・クルーズは、4月に就航した新造船「マジェスティック・プリンセス」(14万3000トン)の来年2~3月の新コース「グランド・アジア15日間」を2本発表した。同船は7月から上海発着クルーズに就航予定。今回発表されたのは1本目が2018年2月25日出航の上海からシンガポールへのコース、2本目が同3月11日出航のシンガポールから上海へのコース。日本、韓国、ベトナム、タイに寄港する。同船は5月21日にローマから上海に向かう50日間の「海のシルクロード」クルーズに出航。アテネ、ドバイ、コーチン、シンガポール、ポートケラン、アモイ、基隆、横浜、大阪などに寄港し、7月11日から上海発着クルーズに就航する。
- 2017年6/13
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日本のクルーズ人口、過去最多の24万8000人
2016年の日本のクルーズ人口は過去最多の24万8000人となった。国土交通省が2日発表した2016年のクルーズ動向調査によると、前年より2.7万人(12.4%増)増加。乗客数の増加は3年ぶりで、5年連続の20万人台となった。要因には、外国船社の配船数の増加に伴う日本発着外航クルーズ数の増加などが挙げられる。泊数別では、国内クルーズは3~4泊が31.5%と最多。前年の2泊(32.1%)より長くなったものの、平均泊数は2.5泊で、昨年の2.7泊からさらに短くなった。外航クルーズでは5~7泊が47.5%と最も多く、前年(35.3%)同様。平均泊数は7.7泊で前年の9.2泊から短くなった。乗客数に泊数を乗じた人泊数は、国内クルーズ、外航クルーズ合わせて、前年比2.8%減の142万人泊だった。外航クルーズの乗客数は2.1万人増加し、15万4000人(前年比15.5%増)、人泊数は118万9000人(同3.3%減)。内訳は、日本船社分が1万人(同2.0%増)、10万9000人泊(同48.9%減)。外国船社分が14万4000人(同16.6%増)、107万9000 人泊(同6.3%増)となった。目的地はアジアが32.0%、次いで地中海(エーゲ海・黒海)13.7%、北欧・バルト海13.7%。国内クルーズの乗客数は9万4000人(前年比7.6%増)、人泊数は23万2000人泊(1.7%減)。うちクルーズ船分が9万3000人(同8.4%減)、23万1000人泊(同1.5%減)、内航フェリー分が400人(同60.0%減)、1000人泊(同35.7%減)。日本を発着する外航旅客定期航路(フェリー、高速旅客船)を利用した日本人乗客数は、日韓航路乗客数の回復により、前年より1万3000人増加し、15万4000人(前年比9.5%増)となった。クルーズ船の寄港回数は、外国船1,443回(前年比478回増)、日本船574 回(同85回増)で、合計は過去最多の2,017 回(同563 回増)。外国船社による中国発着の日本寄港クルーズの拡大が大きく寄与した。クルーズ船で日本を訪れた外国人旅客数は約199万2000人(前年比78.5 %増)で、過去最多となった。
- 2017年6/12
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ポナン、新造船4隻に水中のラウンジ設置 業界初
ポナンは、現在建造中の新造船4隻に業界初となる水中のラウンジ「ブルー・アイ」を設置する。同ラウンジは船の水面下のエリアに設け、その壁面の窓から海中の様子をのぞくことができる。この探検船の新シリーズ「ル・ラペルーズ」「ル・シャンプラン」「ル・ブーゲンビル」「ル・ケルゲレン」の4隻は、フィンカンティエリ・グループ傘下のノルウェーのヴァルド造船で建造。2018年夏に2隻、2018年夏に2隻が就航する予定。