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2018年12/10

クルーズ・オブ・ザ・イヤー、飛鳥Ⅱ世界一周がグランプリ

日本外航客船協会(JOPA)は7日、「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2018」の選考結果を発表、「飛鳥Ⅱ」の世界一周クルーズがグランプリを獲得した。クルーズ・オブ・ザ・イヤーはJOPAおよび日本旅行業協会(JATA)の会員会社を対象に優れたクルーズ商品を募集、国土交通省、観光庁、JATAの後援で2008年から実施し、今年が11回目となる。11月15日に選考会を行い、クルーズ商品等17点の応募からグランプリ1点、優秀賞4点、特別賞3点を決定した。今年からグランプリには国土交通大臣賞も付与される。<br /> <br /> グランプリは郵船クルーズの飛鳥Ⅱが3年ぶりに実施した世界一周クルーズ。休止期間による市場ニーズの不確定要素を乗り越え、一周コース乗客で完売したことなどが高く評価された。<br /> <br /> 選考結果と選評は下記のとおり。授賞式は12月13日に海運ビルで行われる。<br /> <br /> <br /> ■グランプリ(国土交通大臣賞):飛鳥Ⅱ 2018年世界一周クルーズ<br /> (郵船クルーズ株式会社)<br /> <br /> 2015年以来、3年ぶりの再開となった北半球周遊型の世界一周クルーズは、不安定な国際情勢や3年の休止期間による市場ニーズの不確定要素を乗り越え、一周コース乗客で完売し、さらに同船に初めて乗船する乗客が約3割に達するなど、わが国における「世界一周クルーズ」の存在意義を明確に証明したことがグランプリに値するとともに、記念すべき第1回国土交通大臣賞に相応しいとして、高く評価された。特に政情不安定な地域の寄港地選定では関係各所から情報を収集し、安全な運航を達成したことは称賛に価すると評価された。<br /> <br /> <br /> ■優秀賞:「MSC スプレンディダ」で行く 実りの秋、彩の日本一周クルーズ<br /> (株式会社ジャパネットホールディングス)<br /> <br /> 本クルーズは、通販会社として著名な株式会社ジャパネットホールディングスが、今までクルーズ旅行を体験したことのないアクティブシニアをメインターゲットに、テレビショッピングで動画を利用した販売や、カタログでの紹介など、新しい形のクルーズの売り方で販売し、乗船客のほとんどがクルーズ初乗船で、将来のリピーターとなり得る層の開拓に成功したことが高く評価された。また、船旅のイメージをキープしたまま申し込みの敷居を低くするとともに、不安を払しょくできる取り組みなどを実施。更にアルコールを含むドリンク飲み放題、港から近隣観光地までの無料の循環バスの運営等を実施するなど、チャータークルーズらしいクルーズ商品に仕上げた点も評価された。<br /> <br /> <br /> ■優秀賞: 「にっぽん丸」 ワンナイトクルーズによる市場開拓<br /> (商船三井客船株式会社)<br /> <br /> 「食のにっぽん丸」の特性を活かし、自家製パンをふんだんに提供した「横浜/神戸ワンナイトクルーズ~にっぽん丸パンまつり~」、瀬戸内海クルーズのさらなる深化を志向し、瀬戸内9県からの出展での名産品販売と、各県の代表的食材を使った和洋の特別朝食などを提供した「秋の瀬戸内海ワンナイトクルーズ」、海洋国家にっぽんにおけるC(国民ひとりひとり)とSea(海)を近づけるための「C to Sea クルーズ」という3本のワンナイトクルーズを、気軽に乗ることのできるという特性を生かして日本のクルーズマーケットの育成に活用し、クルーズ未経験者が7割以上を占めるという成功を収めたことが高く評価された。<br /> <br /> <br /> ■優秀賞: 世界遺産とまだ見ぬ地をめぐる悠久のオリエンタルクルーズ<br /> (日本クルーズ客船株式会社)<br /> <br /> 就航20周年を迎えた「ぱしふぃっく びいなす」が、就航デビュークルーズ以来、着実に進化させてきたオリエンタルクルーズの集大成として、社員を対象にアイデア公募を行い、「世界遺産に直接行く」、「世界三大仏教遺跡に行く」、「大航海時代のロマンを感じる」、「未だ見ぬ秘境の地へ行く」、「就航20周年の感謝」の5つのテーマをコンセプトに商品造成を行い、目標を上回る集客を達成したことが高く評価された。<br /> <br /> <br /> ■優秀賞:阪急交通社創業70周年特別企画<br /> <br /> 2018年ゴールデンウィークW(2船同時)チャーター<br /> 「MSCスプレンディダ」 「ノルウェージャン ジュエル」<br /> (株式会社阪急交通社)<br /> <br /> 創業70周年記念として、ゴールデンウィークに海外の大型クルーズ客船「MSCスプレンディダ」と「ノルウェージャン ジュエル」という日本マーケット初登場の2隻を、同時に全船チャーターし、シニア層はもとより、現役世代、ファミリー層、祖父母と孫といった3世代層まで6,000人を超える幅広い世代の集客に成功して、日本のクルーズマーケットの裾野を大きく広げたことが高く評価された。<br /> <br /> <br /> ■特別賞: 木更津港 東京湾東側のクルーズ船寄港地を目指して<br /> (千葉県 木更津市)<br /> <br /> 2年連続で客船「ぱしふぃっく びいなす」による同港発のクルーズ商品を造成し、約8割が新規顧客という集客を達成した。この時の木更津市内外の行政機関のみならず、港湾関係団体や、旅行業者、販売業者等幅広いメンバーで構成した「みなとまち木更津プロジェクト推進協議会」の、地域一丸となったクルーズ船の誘致活動が高く評価された。また同港は、羽田から約30分、成田からは約60分という両空港からのアクセスの優位性により、フライ&amp;クルーズによる発着港としての高いポテンシャルがあり、さらにスペックとしては22万総トン級の外航クルーズ船でも受け入れることができる機能も整備されていることから、東京湾における東京、横浜に次ぐ第3のクルーズ港として高い潜在能力を持っており、今後の発展性についても評価された。<br /> <br /> <br /> ■特別賞: 気軽にSlim Cruise 船旅・クルーズフェリーをもっと身近に<br /> (株式会社 サンスターライン)<br /> <br /> 定期フェリーを利用して船旅を楽しむクルーズフェリーは、本格的なクルーズの入門編となっており、特に若年層を船旅に誘う手段として魅力的なクルーズ商品である。日韓の国際フェリーの魅力を若者に広めるために、旅行会社と提携して「クーポン販売サイト」での広告宣伝、「インスタグラム」、AIを搭載した「ターゲティングツール」の導入などSNSを軸にコマーシャルを展開するなどの新規の手法でマーケットを拡大し、クルーズフェリーを若者層に身近な存在にすることに成功し、潜在的なクルーズ顧客につなげたとしたことが高く評価された。

2018年12/8

MSC、日本配船予定の新造船で上演するショー概要発表

MSCクルーズは2019年3月に就航予定の「MSCベリッシマ」(16万7600トン)で上演されるシルク・ドゥ・ソレイユの2種類のショーの概要を発表した。<br /> <br /> ショーは「想像を超えた航海」をテーマにした「シーマ(SYMA)」と、色彩豊かな愛をテーマにした「ヴァレリア(VARELIA)」のふたつ。シーマでは若い船乗りが、冒険の航海に出る物語。風雲に立ち向かい、色彩豊かな生き物が住む神秘的な夢の島を発見する。ヴァレリアは、紫の肌のプリンセスと、目の不自由なヒーローのロマンス物語。<br /> <br /> 同船は既報のとおり、2020年に日本市場およびアジア地域に配船すると発表している。日本を母港とする客船としては最大規模の客船となり、シルク・ドゥ・ソレイユとのオリジナル・ショーも注目を集めそうだ。<br /> <br /> MSCクルーズは2013年からシルク・ドゥ・ソレイユとパートナーシップを結んでいる。同社は2017年から2020年秋までメラビリアクラスの客船4隻の就航を予定しており、1隻につき2作品ずつ、計8作品のオリジナルショーを創作していく。<br /> <br /> MSCクルーズのピエルフランチェスコ・ヴァーゴ会長は「洋上のシルク・ドゥ・ソレイユを創り上げることで、私たちはお客さまに船上で最高のライブエンターテイメントを、世界のどこでも観ることができないものを提供したい。革新的なエンターテイメントを提供するため、エンターテインメント・ラウンジの設計からショーの開発に至るまで、あらゆるステップに関わっている」と述べている。

2018年12/7

MSC、日本配船予定の新造船で上演するショー概要発表

MSCクルーズは2019年3月に就航予定の「MSCベリッシマ」(16万7600トン)で上演されるシルク・ドゥ・ソレイユの2種類のショーの概要を発表した。<br /> <br /> ショーは「想像を超えた航海」をテーマにした「シーマ(SYMA)」と、色彩豊かな愛をテーマにした「ヴァレリア(VARELIA)」のふたつ。シーマでは若い船乗りが、冒険の航海に出る物語。風雲に立ち向かい、色彩豊かな生き物が住む神秘的な夢の島を発見する。ヴァレリアは、紫の肌のプリンセスと、目の不自由なヒーローのロマンス物語。<br /> <br /> 同船は既報のとおり、2020年に日本市場およびアジア地域に配船すると発表している。日本を母港とする客船としては最大規模の客船となり、シルク・ドゥ・ソレイユとのオリジナル・ショーも注目を集めそうだ。<br /> <br /> MSCクルーズは2013年からシルク・ドゥ・ソレイユとパートナーシップを結んでいる。同社は2017年から2020年秋までメラビリアクラスの客船4隻の就航を予定しており、1隻につき2作品ずつ、計8作品のオリジナルショーを創作していく。<br /> <br /> MSCクルーズのピエルフランチェスコ・ヴァーゴ会長は「洋上のシルク・ドゥ・ソレイユを創り上げることで、私たちはお客さまに船上で最高のライブエンターテイメントを、世界のどこでも観ることができないものを提供したい。革新的なエンターテイメントを提供するため、エンターテインメント・ラウンジの設計からショーの開発に至るまで、あらゆるステップに関わっている」と述べている。

2018年12/6

プリンセス、2019年日本発着で内側客室の値下げキャンペーン

プリンセス・クルーズは、2019年3月26日発~7月27日発のコースで、内側客室が最大33パーセントの値下げとなるキャンペーンを実施する。8月4日発~12月15日発、2020年1月20日発~3月9日発のコースでは最大2万円の割引となる早期予約割引のほか、ジュニア・スイート、プレミアム・ジュニア・スイート、スイートを利用すると3~4人目のクルーズ代金が無料となる「3~4人目無料キャンペーン」を実施する。2019年3月31日までの申し込みに適用。2019年日本発着クルーズパンフレットの第2弾で紹介されている。

2018年12/4

那覇港、クルーズ拠点形成 MSCクルーズ、RCCLと連携

那覇港管理組合は3日、官民連携による国際クルーズ拠点形成に向けて、連携するクルーズ船社の優先交渉権者にMSCクルーズとロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCCL)の連名を選定した。次点交渉権者はゲンティン香港。<br /> <br /> 那覇港管理組合は今年6月、「官民連携による国際クルーズ拠点として那覇港管理組合と連携するクルーズ船社選定委員会」を設立。同委員会の報告を受け、交渉権者を決定した。<br /> <br /> 那覇港の港湾計画には第2クルーズバースの整備を盛り込んでおり、国土交通省が実施している官民連携による国際クルーズ拠点制度を活用することを検討していた。同制度はクルーズ船社が旅客施設などに投資を行う代わりに、管理組合は船社に対して岸壁優先使用などを認めるもの。国交省港湾局は12月まで同制度の3次募集を行っており、那覇港管理組合は那覇港として応募する見通しだ。沖縄県ではこれまでに本部港と平良港が選定されている。

2018年12/3

フッティルーテン、魚など有機廃棄物のバイオガスを燃料に

フッティルーテンは2021年までに、同社の客船少なくとも6隻を、魚の死骸など有機廃棄物から得られる液化バイオガス(LBG)を燃料として利用できるようにする。従来のディーゼル推進からバイオガスとLNG、バッテリーを併用する仕様に変更する。<br /> <br /> 同社のダニエル・シェルダムCEOは「競合他社は安価で環境負荷のある重油を使用する中、フッティルーテンはまさに自然の力で運航することになる。バイオガスは船舶燃料の中で最も環境にやさしく、環境への多大な利点がある。他船社が追随してくれることを願っている」とコメントしている。<br /> <br /> フッティルーテンは今夏、同社が運航する全船でストローなど使い捨てプラスチック製品の使用を廃止。2019年~2021年にかけて就航させる3隻の探検船にハイブリッド電気推進を採用するなど、環境負荷改善に積極的に取り組んでいる。

2018年12/2

セレブリティ、ミレニアム秋の日本発着一人&区間料金改定

セレブリティクルーズは、「セレブリティ・ミレニアム」(9万1000トン)による2019年9月22日発の横浜発着クルーズにおいて、区間乗船割引の設定と1室1人利用時の追加料金の改定を発表した。<br /> <br /> パンフレット記載の区間乗船を希望する人には、客室タイプ・乗下船地に関わらず、旅行代金より一律1名1万5000円割り引く。1室1人利用の旅行代金は、200パーセントから150パーセントに改訂する。別途かかる費用については変更なし。

2018年12/1

セレブリティ、ミレニアム秋の日本発着一人&区間料金改定

セレブリティクルーズは、「セレブリティ・ミレニアム」(9万1000トン)による2019年9月22日発の横浜発着クルーズにおいて、区間乗船割引の設定と1室1人利用時の追加料金の改定を発表した。<br /> <br /> パンフレット記載の区間乗船を希望する人には、客室タイプ・乗下船地に関わらず、旅行代金より一律1名1万5000円割り引く。1室1人利用の旅行代金は、200パーセントから150パーセントに改訂する。別途かかる費用については変更なし。

2018年11/30

キュナード、クイーン・メリー2でバレエクルーズ

キュナード・ラインは、「イングリッシュ・ナショナル・バレエ団」とのパートナーシップ提携を発表した。同団が2019年8月11日から18日まで「クイーン・メリー2」の大西洋横断クルーズに乗船し、特別な船上講演を行う。<br /> <br /> 同クルーズの乗客は、リード・プリンシパルの高橋絵里奈やファースト・ソリストのジェームズ・ストリーターを含む主要ダンサーに会う機会があり、朝の練習や午後のリハーサルが見られる。「ロイヤルコート・シアター」では伝統的な『白鳥の湖』から現代的な『ダスト』『海賊』から抜粋した作品など同団の幅広いレパートリーが上演される。<br /> <br /> クルーズ中はダンス・ワークショップを毎日開催、団員から直接学ぶことができる。ダンスがテーマの映画やドキュメンタリーとともにダンサーへの理解を深めるトークイベントも予定している。

2018年11/29

MSC、新クラス第一船船名を「MSCシーショア」に

MSCクルーズは、イタリア・モンファルコーネのフィンカンティエリ造船で、新造船「MSCシーショア」(16万9400トン/乗客定員5,632人)の鋼材切断式(スチールカット)を行った。同船は2021年就航予定で、シーサイドクラスをさらに進化させた新クラス「シーサイドEVO」クラスの第1船。<br /> <br /> 同船はシーサイドクラスからさらに設備を充実させ、船尾にはラウンジを追加、上級客室エリア「MSCヨットクラブ」は3デッキ分の広さに拡張、特徴である広々したプロムナードのスペシャリティー・レストランやジャクジーの数を増やし、客室も200室増やす。最新の高度な環境技術として、排ガス浄化技術、廃棄物管理およびリサイクルシステム、水処理システム、エネルギーおよび熱回収システムなどを備えている。<br /> <br /> 同社では17隻の新造船計画を進行中で、MSCシーショアは7隻目となる。MSCシーショア就航の18カ月後には、同型第2船が就航予定。

2018年11/28

カーニバル、新クラスの鋼材切断式実施、外観も発表

カーニバル・クルーズ・ラインは15日、同社の新クラスとなる18万トンの新造船の鋼材切断式(スチールカット)をマイヤー・トゥルク造船所で行った。あわせて新造船の外観を発表した。船首のデザインは、海の伝統にのっとったネイビーブルーを基調に、赤、白を船体に配したもの。<br /> <br /> 同船は2020年に就航予定で、カーニバル・クルーズ・ラインの客船では最大サイズとなる。また北米を発着する客船で初めてLNGガス(液化天然ガス)を燃料とする。<br /> <br /> この新クラスの建造は第2船も予定されており、カーニバル・クルーズ・ラインの創立50周年となる2022年に就航予定。

2018年11/27

シンフォニー・オブ・ザ・シーズ、マイアミで命名式開催

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」(22万8081トン)の命名式が15日、マイアミで開催された。同船は「オアシスクラス」の第4船。今年3月に引き渡され、デビューシーズンに地中海クルーズを行い、今回アメリカデビューを果たした。<br /> <br /> 命名式はクルーズ客船の命名者として初めて「家族」が務め、俳優でRCIファンのカルロス・ぺナとアレクサ・ヴェガ夫妻、息子のオーシャン君が参加した。船首にシャンパンボトルをぶつけるロープを切り離すボタンをオーシャン君が押し、会場は命名を盛大に祝った。<br /> <br /> マイケル・ベイリー社長兼CEOは「シンフォニー・オブ・ザ・シーズは家族で過ごす休日を新しい段階へと持って行く。これまでヒットした施設の数々と、活気あふれる新しいレストランやアクティビティー、比類ないエンターテインメントなどお客様の趣向に合わせて設計された完璧な客船だ。あらゆる年代の旅行者の休日に変革をもたらすだろう」と述べた。<br /> <br /> 同船は今後通年でマイアミを母港とし、11月に正式オープンしたロイヤル・カリビアン専用のターミナルA「クラウン・オブ・マイアミ」を利用する。来年5月からは同社の新プライベートアイランド「パーフェクトデイ アット ココケイ」にも寄港する。<br /> <br /> 植物や木が2万本以上ある「セントラルパーク」や高飛び込みなど空中と水中のパフォーマンスが見られる屋外劇場「アクアシアター」などオアシスクラスの人気施設に加え、2階建てで滑り台など子供が喜ぶ施設満載の「アルティメットファミリースイート」やニューイングランド料理の「フックド シーフード」、サバイバルゲームの「レーザータグ」など新しい施設を搭載している。

2018年11/26

RCI、2020年にオベーションをアラスカに配船、過去最大規模

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は、2020年に「オベーション・オブ・ザ・シーズ」(168,666トン)をアラスカに配船すると発表した。同地を航行する客船の中では最大サイズとなり、2019年に続き2年連続。レディアンス・クラスの「セレナーデ・オブ・ザ・シーズ」と「レディアンス・オブ・ザ・シーズ」(90,090トン)の配船も予定しており、アラスカを航行する同社の客船は計3隻と、過去最大規模となる。2020年のアラスカクルーズの予約はすでに開始している。

2018年11/25

ポナン、LNG燃料の新造探検船を船名発表、鋼材切断式も

フランス船社ポナンは、2021年就航予定の極地探検船の船名が「ル・コマンダン・シャルコー」になると発表した。この船名は、フランスの有名探検家ジャン・バプティスト・シャルコー氏にちなんだもの。<br /> <br /> また建造開始を記念し、ルーマニアのトゥルチャにあるフィンカンティエリ造船内のヴァード造船所にて、鋼材切断式(スチールカット)も実施した。<br /> <br /> 同船は2021年就航予定の3万トンの砕氷船で、電気とLNG燃料を組み合わせて駆動できるハイブリッド客船。砕氷船としてLNG燃料推進を採用するのは、同船が初となる。高度な汚水処理システムも設備され、環境保護に優れた機能を搭載しているのも特徴。海洋学をはじめとする様々な研究を実施できる洋上科学研究室も船内に設置予定だ

2018年11/24

キュナード、米国クルーズ専門誌で3部門の最優秀賞に選出

キュナード・ラインはアメリカのクルーズ専門誌『ポートホール・クルーズ・マガジン』が実施する2018年読者投票「リーダーズ・チョイス・アワード」で、「ベスト・サービス」、「ベスト・オンボード・エンリッチメント」及び「ベスト・ワールドクルーズ」の3部門において最優秀賞に選ばれた。この投票は毎年読者数千人によって行われるもので、全51部門で構成されている。<br /> <br /> キュナード北米シニア・バイス・プレジデントのジョシュ・レイボヴィッツ氏は、「ポートホール誌の読者が、キュナードが誇る船上サービス、充実した船上エンリッチメント・プログラム、そして伝統のワールドクルーズを引き続き認めてくださったことをうれしく思います」とコメントした。

2018年11/23

シンフォニー・オブ・ザ・シーズ、マイアミで命名式開催

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」(22万8081トン)の命名式が15日、マイアミで開催された。同船は「オアシスクラス」の第4船。今年3月に引き渡され、デビューシーズンに地中海クルーズを行い、今回アメリカデビューを果たした。<br /> <br /> 命名式はクルーズ客船の命名者として初めて「家族」が務め、俳優でRCIファンのカルロス・ぺナとアレクサ・ヴェガ夫妻、息子もオーシャン君が参加した。船首にシャンパンボトルをぶつけるロープを切り離すボタンをオーシャン君が押し、会場は命名を盛大に祝った。<br /> <br /> マイケル・ベイリー社長兼CEOは「シンフォニー・オブ・ザ・シーズは家族で過ごす休日を新しい段階へと持って行く。これまでヒットした施設の数々と、活気あふれる新しいレストランやアクティビティー、比類ないエンターテインメントなどお客様の趣向に合わせて設計された完璧な客船だ。あらゆる年代の旅行者の休日に変革をもたらすだろう」と述べた。<br /> <br /> 同船は今後通年でマイアミを母港とし、11月に正式オープンしたロイヤル・カリビアン専用のターミナルA「クラウン・オブ・マイアミ」を利用する。来年5月からは同社の新プライベートアイランド「パーフェクトデイ アット ココケイ」にも寄港する。<br /> <br /> 植物や木が2万本以上ある「セントラルパーク」や高飛び込みなど空中と水中のパフォーマンスが見られる屋外劇場「アクアシアター」などオアシスクラスの人気施設に加え、2階建てで滑り台など子供が喜ぶ施設満載の「アルティメットファミリースイート」やニューイングランド料理の「フックド シーフード」、サバイバルゲームの「レーザータグ」など新しい施設を搭載している。<br /> <br /> 画像1点目:カルロス・ぺナ&amp;アレクサ・ヴェガ夫妻とオーシャン君<br /> 画像2点目:命名式の様子。一番右がベイリー社長兼CEO、一番左がリチャード・D・フェイン ロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッド社長兼CEO

2018年11/22

コスタクルーズ、ブラックフライデー特別セールを実施

コスタクルーズは、11月21日(水)から11月28日(水)に対象クルーズを予約すると、最大57パーセント割引となるコスタクルーズ ブラックフライデー特別セール」を開催する。対象クルーズは以下の通り。同セールでは、通常価格のクルーズとは取消料金規定が異なる。<br /> <br /> 済州島・九州ロマン紀行Aコース<br /> 2019年5月5日(日)横浜発~東京着<br /> 5月6日(月)大阪発~神戸着済州島<br /> <br /> 九州ロマン紀行Bコース<br /> 6月3日(月)東京発着<br /> 6月4日(火)神戸発着<br /> <br /> 太平洋周遊1Weekクルーズ釜山・高知・和歌山<br /> 6月9日(日)東京発着<br /> 6月10日(月)神戸発着<br /> <br /> 太平洋周遊1WeekクルーズBコース<br /> 6月16日(日)東京発着<br /> 6月17日(月)神戸発着

2018年11/21

RCI、2020年にオベーションをアラスカに配船、過去最大規模

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は、2020年に「オベーション・オブ・ザ・シーズ」(168,666トン)をアラスカに配船すると発表した。同地を航行する客船の中では最大サイズとなり、2019年に続き2年連続。レディアンス・クラスの「セレナーデ・オブ・ザ・シーズ」と「レディアンス・オブ・ザ・シーズ」(90,090トン)の配船も予定しており、アラスカを航行する同社の客船は計3隻と、過去最大規模となる。2020年のアラスカクルーズの予約はすでに開始している。

2018年11/20

MSCビルトゥオーザ、先行販売開始

MSCクルーズは、2020年11月8日に就航予定の「MSCビルトゥオーザ」(18万1000トン)の先行販売を開始した。MSCボヤジャーズクラブ会員向けに特別先行販売を実施し、一般への販売は、2018年12月3日より開始する。同船は2020年11月8日にイタリア・ジェノバから処女航海を開始し、ジェノバ、マルセイユ、バルセロナなどに寄港する西地中海クルーズに就航する。<br /> <br /> 2週間の先行販売期間内に予約すると、MSCボヤジャーズクラブ会員は5パーセントの会員割引に加え、さらに5パーセントの特別割引を受けられる。一般の方は、2019年6月3日までに予約すると、5パーセントの早期割引が適用される

2018年11/19

神戸市民クルーズ募集、飛鳥Ⅱの初春フライ&クルーズ

神戸市客船誘致協議会は、飛鳥Ⅱによる「瀬戸内・九州 初春フライ&amp;クルーズ」を神戸市民クルーズとして募集している。日程は来年1月8日~11日(4日間)。8日神戸港発、9日瀬戸内海クルージング、10日別府寄港、11日佐世保寄港後、長崎空港から航空機に乗って神戸空港着。市民クルーズ価格(一人分)は14万6,000円(Kステート2名1室)~52万1,100円(Aスイート2名1室)。旅行企画・実施は郵船トラベル。応募期限は22日まで。詳細な応募方法や問い合わせ先は、郵船トラベル・クルーズセンター(電話078-251-6218、平日9時30分~18時、土日祝休)。

2018年11/18

カーニバル、新クラスの鋼材切断式実施、外観も発表

カーニバル・クルーズ・ラインは15日、同社の新クラスとなる18万トンの新造船の鋼材切断式(スチールカット)をマイヤー・トゥルク造船所で行った。あわせて新造船の外観を発表した。船首のデザインは、海の伝統にのっとったネイビーブルーを基調に、赤、白を船体に配したもの。<br /> <br /> 同船は2020年に就航予定で、カーニバル・クルーズ・ラインの客船では最大サイズとなる。また北米を発着する客船で初めてLNGガス(液化天然ガス)を燃料とする。<br /> <br /> この新クラスの建造は第2船も予定されており、カーニバル・クルーズ・ラインの創立50周年となる2022年に就航予定。

2018年11/17

ぱしふぃっく びいなす、2019年上期クルーズ発表

日本クルーズ客船は、「ぱしふぃっく びいなす」の2019年上期商品を発表した。既発表分を含め、国内クルーズ36コース、海外クルーズ1コース。<br /> 人気の夏祭りや花火を観賞するクルーズでは、東北二大祭りを訪れるコースや、阿波踊りと関門海峡花火を訪れるコースなどが設定されている。屋久島・小笠原、南西諸島、利尻島・礼文島などの島々をめぐるクルーズや、瀬戸内海クルーズを含むコースも多く設定されている。初寄港地として大三島、伊東、御前崎、徳山下松へ訪れるコースが設定されているほか、定番の「秋の日本一周クルーズ」では、佐伯、岩内に初寄港する。東儀秀樹氏をゲストに迎えた雅楽をテーマにしたクルーズや、帆船「みらいへ」の体験航海プランを組み合わせたコースもある。<br /> <br /> 地方港発着のクルーズが多いのも特徴。小樽・青森・秋田・仙台・新潟・富山・敦賀・松山・博多などが発着地として設定されている。<br /> <br /> 海外クルーズでは、「映画黄金時代」をテーマにしたシネマクルーズを設定。船内では映画にちなんだイベントを、寄港地である釜山では映画にちなんだ観光地を訪れるツアーも予定している。<br /> <br /> 同船初乗船の乗客が10パーセント割引となる「初乗船者割引」を、「初夏の瀬戸内海 小豆島クルーズ」、「南九州 日向クルーズ」、「夏の奄美大島クルーズ」、「秋の北海道 釧路クルーズ」、「秋の山陰 境港クルーズ」、「秋の北海道 函館クルーズ」の6コースで実施する。<br /> <br /> 「秋の日本一周クルーズ」では早期割引を実施するほか、「夏休み 屋久島・徳山下松クルーズ」、「夏休み 紀州・御前崎クルーズ」では、大人2名と小学生以下の子供1名で1室を利用の場合、子供代金を割引する。「びいなすシネマクルーズ」、「びいなすテーマクルーズ~雅楽 天地の調べ」、「春の日本一周クルーズ」では、びいなす倶楽部(リピーター)会員を10パーセント割引する。<br /> コースの概要は下記のとおり。同社ホームページでは、デジタルパンフレットも公開されている。発売開始は12月20日(木)。

2018年11/16

ウインドスター・クルーズ、ヨット客船三隻を改装し船体を延長

ウインドスター・クルーズは、スタークラス客船3隻「スター・ブリーズ」「スター・レジェンド」「スター・プライド」(いずれも9,975トン)を計2億5000万ドルかけ改装する。<br /> <br /> 改装は2019年10月から2020年11月にかけ、フィンカンティエリ造船のパレルモ工場で実施。船体を2つに切り離し増設部分を追加するチョップ・アンド・ストレッチ工法により、全長が25.6メートル延び159メートルとなる。スイートルームを50室増やし、乗客定員は212人から312人に。クルーも増員し、これまでどおり1.5人に対し1人という乗客とクルーの比率を保つ。新しい客室カテゴリーが登場し、既存のスイートもバスルームの交換など改装する。<br /> <br /> パブリックスペースでは2つの新しいダイニングが登場し、既存の「ベランダレストラン」はオーシャンビューの席を増やし拡張。大きなプールとジャクジーを設置し、スパやフィットネスセンターも新しく拡大する。船体中央に新しいエレベータを設置しアクセスも向上、テンダーエリアも新しくし90人乗りの新ボートを導入する。このほか、エンジンを燃費がよく新しい環境基準に沿ったものに交換する。

2018年11/15

ドリームクルーズとスタークルーズで『スパイダーマン』コラボ

ゲンティンクルーズラインは、ドリームクルーズとスタークルーズの計5隻の船上で映画『スパイダーマン:スパイダーバース』をテーマにしたクルーズを実施する。同作はスパイダーマン映画初のCGアニメーション作品。<br /> <br /> 各船の船上では、クモの糸を出したりクライミングの練習ができる「スパイダーマン フィットネスチャレンジ」、登場するヒーローに会える「スパイダーマン ミート&amp;グリード」、スパイダーマンのフェイスペイントをしてもらえる「スパイダーマン コスチュームパーティー」、カップのお土産がもらえるオリジナルのアフタヌーンティーなどさまざまなイベントを行う。クリスマスにはサンタの帽子を身につけたスパイダーマンが船内を周る。各船の実施期間は下記のとおり。<br /> <br /> 『スパイダーマン:スパイダーバース』テーマクルーズ<br /> ■ドリームクルーズ<br /> ゲンティン ドリーム/2018年11月16日~2019年1月4日/シンガポール発着<br /> ワールド ドリーム/2018年11月16日~2019年1月4日/香港・広州発着<br /> ■スタークルーズ<br /> スーパースター ジェミナイ/2018年11月14日~2019年1月31日/クアラルンプール発着<br /> スーパースター アクエリアス/2018年11月15日~2019年1月31日/基隆発着<br /> スーパースター ヴァーゴ/2018年12月4日~2019年1月3日/マニラ発着

2018年11/14

RCI、ナビゲーターを改装 洋上最長&洋上初のスライダーなど

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は「ナビゲーター・オブ・ザ・シーズ」(13万8279トン)を1億1500万ドルかけ大改装する。<br /> <br /> 改装では2本のウオータースライダー「パーフェクトストーム」が登場。1つめの「ザ・ブラスター」は同社初のアクアコースター(ゴムボートに乗るタイプのスライダー)で、244メートルは洋上最長。もう1つの「リップタイド」は洋上初のマットレーサー(マットに乗るタイプのスライダー)で、透明なチューブに頭から飛び込み海を眺めながら滑り降りる。プールデッキはカリブ海の雰囲気をイメージし、子供向けエリアも設置する。<br /> <br /> レーザー光線を利用したサバイバルゲーム「グローインザダーク・レーザータグ」や脱出ゲーム「ロイヤル・エスケープルーム」など、同社で人気の家族で楽しめるエンターテインメント施設もお目見え。子供向け施設「アドベンチャーオーシャン」も内装を一新する。<br /> <br /> 吹き抜けの目抜き通り「ロイヤル・プロムナード」には洋上初のブロー専門のヘアサロン「トゥードライフォー」が登場、ディナー前のヘアスタイリングやマニキュアのリペアができる。<br /> <br /> レストランでは「ジェイミーズ・イタリアン」やメキシコ料理「エルロコフレッシュ」、ニューイングランドスタイルのシーフードレストラン「フックド・シーフード」など他船で人気の施設が登場。マリナー・オブ・ザ・シーズの改装で登場したポリネシアがテーマのバー「バンブールーム」や、スターバックスも設置する。<br /> <br /> 改装は来年2月24日までで、その後はカリブ海に就航。2019年5月からは同社のリニューアルしたプライベート・アイランド「パーフェクトデイ・アット・ココケイ」にも寄港する。<br /> <br /> 同社は10億円を投じ4年間で10隻を改装する「ロイヤル・アンプリファイド」計画を実施しておりマリナーは3隻目の改装となる。同型船の「インディペンデンス・オブ・ザ・シーズ」「マリナー・オブ・ザ・シーズ」も今年大改装を実施し、新しいレストランやウオータースライダー、VRバンジートランポリンなどを追加している。<br /> <br /> 画像1点目:「パーフェクトストーム」<br /> 画像2点目:プールデッキの改装イメージ<br /> 画像3点目:「トゥードライフォー」

2018年11/13

ノルウェージャン ジュエル、大改装 新しいショーも

ノルウェージャンクルーズラインの「ノルウェージャン ジュエル」(9万3502トン)がシンガポールの造船所で2週間かけた改装を終えた。12日からシンガポール~シドニークルーズに就き、12月1日にシドニーに到着予定。2018冬から2019年春はシドニー、香港、シンガポール発着を行い、2019年のゴールデンウィークには横浜発着クルーズも実施する。<br /> <br /> パブリックスペースでは1950年代のアメリカをイメージしたバー「ザ・ピット・ストップ」と「ブリス・ウルトラ・ラウンジ」を新設。その他のレストランやバー・ラウンジもほとんどが改装した。アトリウムは天井に特製のシャンデリアを設置しソファやフローリング、TVモニターを新しくした。<br /> <br /> 客室は1,188室すべてリニューアルしカーペットや家具、TVを交換、USB電源を備えた。スイートエリア「ヘブン」専用プールデッキのカバナも増設した。エンターテインメントには新しいショーとして、クイーンなど70年代ヒット曲が織りなす「ロック・ユー・トゥナイト」、オーストラリアのヒットミュージカルを洋上初上演する「ヴェルベット」、同船のみで上演するアクロバットショー「ル・シルク・ビジュー」が登場する。<br /> <br /> 写真1点目:アトリウムにはシャンデリアを設置<br /> 写真2点目:プールデッキはスライダーを撤去して落ち着いた雰囲気に<br /> 写真3点目:「ブリス・ウルトラ・ラウンジ」

2018年11/7

セレブリティ・エッジ、引き渡し 同型2船目の起工式も

セレブリティクルーズは31日、同社の新クラス船「セレブリティ・エッジ」(12万9500トン)の引き渡し式をフランスのアトランティーク造船の同船上で実施した。<br /> <br /> セレモニーにはロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッドのリチャード・D・フェイン社長とセレブリティクルーズのリサ・ルトフ・ペルロ社長が出席し、72カ国から集まった1,377人のクルーと引き渡しを祝った。<br /> <br /> フェイン社長は「セレブリティのチームはすばらしい仕事をなしとげた。アトランティークのチームには、この革新的な船を引き渡してくれたことと継続的なパートナーシップに、感謝をしきれない。彼らの仕事(であるこの船)は、我々の乗客が世界を体験する方法を変えてしまうだろう」とコメント。ルトフ・ペルロ社長「4年以上この時を待望してきた我々にとって今日は特別な日。セレブリティ・エッジの多様な側面は想像以上に画期的で、この壮大な船に生命を吹き込んだすべての人の勤勉さ、創造性、才能の証だ」とたたえた。<br /> <br /> 同船は6日から大西洋を横断し、19日に母港となるフォート・ローダデールのポートエバーグレース港ターミナル25に到着予定。11月21日からバハマプレビュークルーズを数本行い、正式なデビュークルーズは12月9日の西カリブ海7泊から。デビューシーズンは7泊の東・西カリブ海クルーズを交互に行う。<br /> <br /> アトランティーク造船ではセレブリティ・エッジの引き渡し式に続き、同型第2船「セレブリティ・エイペックス」の起工式を実施。同船のキールにコインを埋め込む伝統的なセレモニーを行った。<br /> <br /> 写真1点目:セレブリティ・エッジ。右舷には上下可動式デッキ「マジックカーペット」が設置されている<br /> 写真2点目:中央右から、フェイン社長、ルトフ・ペルロ社長、セレブリティ・エッジのコスタス・ネストルディス船長<br /> 写真3点目:セレブリティ・エイペックスの起工式

2018年11/6

飛鳥Ⅱ、2019年上期商品&アジア周遊20日間を発表

郵船クルーズは、「飛鳥Ⅱ」(5万142トン)の2019年7月~9月のクルーズおよび2019年11月出発「2019年ディスカバー・アジアクルーズ」を発表した。販売開始は12月14日(金)を予定。<br /> <br /> 7月~9月のクルーズは国内クルーズ15コース、海外クルーズ1コース。名誉船長の加山雄三氏が乗船する「若大将クルーズ」(2019年7月30日発)、世界遺産登録が話題の上五島や同船初寄港の青森・大湊を訪ねる「秋の日本一周クルーズ」(2019年9月16日発)をはじめ、夏祭りや花火観賞など人気のラインナップをそろえた。<br /> <br /> 「ディスカバー・アジアクルーズ」(2019年11月18日発)は20日間という海外周遊型の中ではコンパクトな日程で、上海、香港、ハイフォン、高雄などアジアの都市をめぐる。上海では上海雑技団観覧招待の特典付き。早期割引料金も設定している。<br /> <br /> クルーズラインナップは下記のとおり。<br /> <br /> ■夏の横浜・神戸ゆったりワンナイトクルーズ<br /> 2019年7月13日(土)~7月14日(日)1泊2日<br /> 横浜~神戸<br /> 58,000円~289,000円<br /> ※スイートトリプルキャンペーン<br /> <br /> ■神戸発着 小笠原クルーズ<br /> 2019年7月14日(日)~7月19日(金)5泊6日<br /> 神戸~父島~神戸<br /> 260,000円~1,310,000円<br /> ※早期申込割引<br /> <br /> ■神戸発 日南花火クルーズ<br /> 2019年7月19日(金)~7月22日(月)3泊4日<br /> 神戸~油津(日南)~横浜<br /> 180,000円~906,000円<br /> <br /> ■夏の北海道クルーズ<br /> Aコース:2019年7月22日(月)~7月30日(火)8泊9日<br /> 横浜~小樽~稚内~網走~函館~横浜<br /> 336,000円~1,680,000円<br /> <br /> Bコース:2019年7月22日(月)~7月26日(金)4泊5日<br /> 横浜~小樽~稚内~網走<br /> 208,000円~1,048,000円<br /> <br /> Cコース:2019年7月26日(金)~7月30日(火)4泊5日<br /> 網走~函館~横浜<br /> 208,000円~1,048,000円<br /> ※フル得キャンペーン<br /> <br /> ■若大将クルーズ<br /> 2019年7月30日(火)~8月1日(木)2泊3日<br /> 横浜~横浜<br /> 117,000円~578,000円<br /> ※早期申込割引<br /> <br /> ■サマークルーズ<br /> 2019年8月1日(木)~8月3日(土)2泊3日<br /> 横浜~鳥羽~横浜<br /> 120,000円~604,000円<br /> ※バルコニー体験キャンペーン<br /> ※グループ割引10パーセント<br /> ※子供代金キャンペーン<br /> ※ベビーシッタールーム<br /> ※キッズルーム<br /> <br /> ■竿燈・ねぶた祭クルーズ<br /> 2019年8月3日(土)~8月9日(金)6泊7日<br /> 横浜~船川~秋田~青森~横浜<br /> 396,000円~1,994,000円<br /> ※早期申込割引<br /> ※ベビーシッタールーム<br /> ※キッズルーム<br /> <br /> ■伊東花火クルーズ<br /> 2019年8月9日(金)~8月11日(日・祝)2泊3日<br /> 横浜~伊東~横浜<br /> 138,000円~692,000円<br /> ※早期申込割引<br /> ※子供代金キャンペーン<br /> ※ベビーシッタールーム<br /> ※キッズルーム<br /> <br /> ■阿波おどり・高松花火クルーズ<br /> 2019年8月11日(日・祝)~8月16日(金)5泊6日<br /> 横浜~小松島(徳島)~高松~横浜<br /> 300,000円~1,510,000円<br /> ※ベビーシッタールーム<br /> ※キッズルーム<br /> <br /> ■鳥羽・熊野大花火クルーズ<br /> 2019年8月16日(金)~8月19日(月)3泊4日<br /> 横浜~(熊野)~鳥羽~横浜<br /> 208,000円~1,040,000円<br /> ※早期申込割引<br /> ※子供代金キャンペーン<br /> ※ベビーシッタールーム<br /> ※キッズルーム<br /> <br /> ■夏の函館・伏木クルーズ<br /> 2019年8月19日(月)~8月22日(木)3泊4日<br /> 横浜~函館~伏木<br /> 126,000円~630,000円<br /> <br /> ■金沢発着 夏の釜山クルーズ<br /> 2019年8月31日(土)~9月2日(月)2泊3日<br /> 金沢~釜山(韓国)~金沢<br /> 94,000円~446,000円<br /> ※スイートトリプルキャンペーン<br /> ※K3キッズキャンペーン<br /> <br /> ■HULA ON ASUKAⅡ<br /> 2019年9月14日(土)~9月16日(月・祝)2泊3日<br /> 横浜~横浜<br /> 104,000円~524,000円<br /> <br /> ■秋の日本一周クルーズ<br /> Aコース:2019年9月16日(月・祝)~9月27日(金)11泊12日<br /> 横浜~神戸~(瀬戸内海)~唐津~上五島~七尾~新潟~函館~大湊(むつ)~横浜<br /> 572,000円~2,882,000円<br /> <br /> Bコース:2019年9月16日(月・祝)~9月22日(日)6泊7日<br /> 横浜~神戸~(瀬戸内海)~唐津~上五島~七尾<br /> 312,000円~1,572,000円<br /> <br /> Cコース:2019年9月17日(火)~9月27日(金)10泊11日<br /> 神戸~(瀬戸内海)~唐津~上五島~七尾~新潟~函館~大湊(むつ)~横浜<br /> 520,000円~2,620,000円<br /> <br /> Dコース:2019年9月17日(火)~9月22日(日)5泊6日<br /> 神戸~(瀬戸内海)~唐津~上五島~七尾<br /> 260,000円~1,310,000円<br /> <br /> Eコース:2019年9月22日(日)~9月27日(金)5泊6日<br /> 七尾~新潟~函館~大湊(むつ)~横浜<br /> 260,000円~1,310,000円<br /> ※アスカクラブ20パーセント特別割引(A・Cコースのみ適用/客室S・Kは対象外)<br /> <br /> ■A-styleクルーズ~秋彩~<br /> 2019年9月27日(金)~9月29日(日)2泊3日<br /> 横浜~神戸<br /> 108,000円~531,000円<br /> <br /> ■神戸発 秋のくろしお 土佐・名古屋クルーズ<br /> 2019年9月29日(日)~10月1日(火)2泊3日<br /> 神戸~高知~名古屋<br /> 94,000円~472,000円<br /> <br /> ■2019年 ディスカバー・アジアクルーズ<br /> Aコース:2019年11月18日(月)~12月7日(土)19泊20日<br /> 横浜~神戸~上海(中国)~香港(中国)~ハイフォン(ベトナム)~高雄(台湾)~那覇~鹿児島~横浜<br /> 998,000円~4,988,000円<br /> <br /> Bコース:2019年11月19日(火)~12月7日(土)18泊19日<br /> 神戸~上海(中国)~香港(中国)~ハイフォン(ベトナム)~高雄(台湾)~那覇~鹿児島~横浜<br /> 946,000円~4,726,000円<br /> ※早期全額支払割引<br /> ※早期申込割引<br /> ※特典ツアー(上海)<br /> <br /> ※代金は2人1室利用の1人分

2018年11/5

横浜港、来年は客船4隻が初入港

横浜港に来年、「アルバトロス」(2万8518トン)、「アザマラ・クエスト」(3万277トン)、「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」(16万8666トン)、「マースダム」(5万5575トン)の4隻が初入港する。<br /> <br /> アルバトロスが3月23日、アザマラ・クエストが4月14日、スペクトラム・オブ・ザ・シーズが6月10日、マースダムが7月31日に寄港予定。また、「クイーン・エリザベス」(9万901トン)が4月19日に3年ぶりに寄港し、横浜発着クルーズを実施する、<br /> <br /> 来年の横浜港客船入港予定は、11月中に横浜市港湾局ホームページで公開予定。<br /> http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/cruise/schedule/

2018年11/4

プリンセス、特別制作の新ショーをダイヤモンド船上でお披露

プリンセス・クルーズは31日、横浜港停泊中の「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)船上で、新しいプロダクションショー「ザ・シークレット・シルク」の日本上演記念イベントを実施した。アカデミー賞、グラミー賞、トニー賞を受賞している作曲家・スティーブン・シュワルツ氏とのコラボレーションによる3作目。上演には同氏も来日し、本作品の制作・監督を手掛けたジョン・タータグリア氏とともに登壇した。船上にはシンガポールと台湾からを含むメディアや関係者が招かれショーを鑑賞した。<br /> <br /> 「ザ・シークレット・シルク」は民話「鶴の恩返し」をもとにしたオリジナルストーリー。ジム・ヘンソンズ・クリーチャー・ショップによる等身大のパペットや、オリジナル曲「シング・トゥー・ザ・スカイ」が本作のために制作された。10月から、ダイヤモンド・プリンセス船上で上演している。<br /> <br /> シュワルツ氏は上演後の質疑応答でプリンセスとのコラボレーションについて、「プリンセス・クルーズは、同社のために創られた、これまでにないようなレベルの高いミュージカルを求めていた。ブロードウェーで活躍しているトップレベルのクリエーターやプリンセスの全面的な協力をいただきながらショーを制作している」と語った。<br /> <br /> 鶴の恩返しという題材について、タータグリア氏は「アジアの市場をベースにしたショーになるということで、何年か前に聞いた『鶴の恩返し』という民話を題材にした。ラブストーリーであり、道徳的な側面も持ったこの話を基にして、パペットや最新技術を使い、今ご覧いただいたような素晴らしいショーが創れるのではと思い、このプロジェクトに取り組んだ」と語った。<br /> <br /> プリンセス・クルーズでは今回の上演に際し「鶴の恩返しプロジェクト」を実施している。日本発着の母港としている横浜港に“恩返し”をするべく、ダイヤモンド・プリンセストマジェスティック・プリンセスの船上で乗客が折り鶴を折り、1羽につき100円をプリンセス・クルーズから横浜市の子供の貧困対策事業に寄付するというもの。<br /> <br /> イベントでは国土交通省港湾局産業港湾課クルーズ振興室・官民連携推進室の塩田昌弘室長があいさつし、「プリンセス・クルーズは日本各地への寄港に多大な貢献をいただいている。今回新しいショーによりクルーズの魅力がより向上することをうれしく思っている。今回は鶴の恩返しプロジェクトということで、地元への支援と、日本の伝統文化である折り紙の浸透というすばらしい取り組みに敬意を表する」と、プリンセス・クルーズに感謝を述べた。横浜市港湾局の伊東慎介局長も「数多くの横浜発着を実施し横浜市民に愛されているダイヤモンド・プリンセスからの贈り物に感謝している。これからも横浜港とプリンセス・クルーズのさらなる密接な関係を確信している」と語った。<br /> <br /> イベントではさらに、今回のプロジェクトの一環で折り鶴のアート作品をプリンセスのだめに制作した美術作家の小野寺直樹氏が作品「Ao(あお)」を披露。プリンセスのブランドロゴと波をイメージしたという作品について、スペシャルゲストの浅野ゆう子氏と語り合った。浅野氏はトークセッションの中で、“恩返し”をしたい相手を聞かれ、「神戸に住む母親とクルーズに行きたい」と語った。

2018年11/2

日本郵船氷川丸「クリスマスコンサートon氷川丸」12月7日開催

日本郵船氷川丸では、12月7日にアールデコ様式のインテリアデザインが美しい一等食堂で「クリスマスコンサートon氷川丸」(予約制)を開催する。出演は、ソプラノの日比野幸さんと作編曲家でピアニストのMAKIさんとの音楽ユニット「WoMan Duo」。<br /> <br /> 日時:2018年12月7日(金)1stステージ11時~12時 2ndステージ14時~15時<br /> ※2回のステージは同じ演目(入れ替え制)<br /> 会場:日本郵船氷川丸船内 一等食堂<br /> 料金:各回1,000円(氷川丸入館料込み、各種割引対象外)<br /> 演奏者:日比野幸(ソプラノ)・MAKI(電子ピアノ)<br /> 曲目:私を泣かせてください、十六夜、クリスマスソングメドレー ほか<br /> 予約先:日本郵船歴史博物館(要予約/定員:各回80名)<br /> TEL045-211-1923※未就学児は不可<br /> 予約開始:2018年11月16日(金)10時~、※参加希望のステージを伝える。

2018年11/1

リージェント、キューバ3カ所に寄港の新コース追加

リージェント・セブンシーズ・クルーズは、「セブンシーズ・マリナー」(4万8075トン)による2019年10月22日マイアミ発、キューバのハバナ、シエンフエゴス、サンティアゴ・デ・キューバの3カ所などに寄港する新コースを追加した。2019年3月に実施するキューバの複数カ所に寄港するクルーズが発売後完売と好評だったため。同コースでは、ハバナで早朝から深夜まで終日過ごし、シエンフエゴス、サンティアゴ・デ・キューバでは1晩停泊するほか、キーウエスト、グループ会社ノルウェージャンクルーズラインのプライベート・アイランド、グレート・スターラップ・ケイにも寄港する。<br /> <br /> 同社ジェイソン・モンタギュー社長兼CEO(最高経営責任者)は「ラグジュアリーな旅行者はより深い内容で知的好奇心が満たされるようなキューバの旅を望んでいる。われわれはこの需要に素早く対応した。ハバナにとどまらないキューバ体験をお届けする」とコメントした。

2018年10/30

セレブリティ・エイペックス、2020年4月の命名式を英国で開催

セレブリティクルーズはエッジ・クラス第2船「セレブリティ・エイペックス」(12万9500トン)の命名式を2020年4月にイギリスで開催する。命名式後、同船はサウサンプトンを母港し、3年連続で同港に就航する「セレブリティ・シルエット」(12万2210トン)と2隻体制となる。「セレブリティ・エイペックス」のコースの販売は11月29日(木)から。<br /> <br /> 同社のリサ・ルトフ・ペルロ社長兼最高経営責任者(CEO)は「2020年は『セレブリティ・イクリプス』をイギリスで命名してから10年目の節目となり、わが社のみならず、イギリスとアイルランド市場にとってすばらしい瞬間となるだろう。エッジ・クラスはユニークな外観で私たちと海と寄港地へとつなぐ、デザインと建築の新境地だ」と語った。<br /> <br /> 同船はフランスのアトランティーク造船(旧STXフランス)にて建造中。エッジ・クラスの第3船は2021年秋、第4船は2022年秋に就航予定。

2018年10/29

フッティルーテン、ハイブリッド探検船の3隻目を発注

フッティルーテンは、ノルウェーのクレヴェン・ベルフトとハイブリット燃料型探検船建造について覚書を交わした。就航は2021年第2四半期を予定。乗客定員530人の耐氷船で、電気推進を取り入れたハイブリッド型客船。<br /> <br /> 同社はすでに同型船2隻を発注しており、第1船「ローアル・アムンゼン」が2019年、第2船「フリチョフ・ナンセン」が2020年に就航を予定している。<br /> <br /> 画像は「フリチョフ・ナンセン」の就航イメージ。

2018年10/28

セレブリティクルーズ、日本語公式Facebookページ開設

セレブリティクルーズは日本語公式Facebookページを開設した。セレブリティクルーズの新商品の案内や寄港地、新造船などの最新情報を定期的に発信する。Facebookページ開設記念キャンペーンの実施も予定している。<br /> <br /> セレブリティクルーズ日本語公式Facebookページ<br /> https://www.facebook.com/celebritycruises.jp

2018年10/25

にっぽん丸、今後も瀬戸内クルーズへ注力 社長が船上で講演

商船三井客船は22~23日、にっぽん丸「秋の瀬戸内海ワンナイトクルーズ」を実施。船上で瀬戸内の魅力をアピールするイベントや講演を開催し、今後の瀬戸内クルーズへの注力を社長自らが語った。<br /> <br /> 今回のクルーズは博多発宇野着の片道クルーズで、船上では瀬戸内海を囲む9県の物産展「瀬戸内 Navigate」や、瀬戸内の歴史と文化に親しむ講演会、コンサートなどを開催。クルーズ中の食事にも瀬戸内の食材がふんだんに使われた。<br /> <br /> 23日には船上で同社の山口直彦社長が関係者に向けた講演を行った。「瀬戸内海クルーズの魅力は、安定した航海、多島美に臨む絶景、多様な食材の恵み、文化や歴史を紡ぐ特別な場所でありながらまさに今人々が暮らしている場所ということ。にっぽん丸は瀬戸内海クルーズに『ちょうどいい』。大きすぎない船型を生かして、橋の航行や、瀬戸内海の35港に寄港でき、多様な航路を採ることで瀬戸内海の隅々まで皆さまをご案内できる。400名という乗客数により、地元の食材をおいしく提供できる」とし、今後も「瀬戸内×にっぽん丸」をコンセプトにしたクルーズに注力していくと語った。<br /> <br /> 写真1点目:「リドテラス」を利用して行われた瀬戸内の物産展<br /> 写真2点目:「瀬戸内×にっぽん丸」のコンセプトを語る山口社長

2018年10/24

MSC、ラグジュアリークラス客船を展開 第1船は2023年春就航

MSCクルーズがラグジュアリークラスの客船を建造する。同社は18日、イタリアのフィンカンティエリ造船とラグジュアリー仕様の客船4隻の建造に関する合意書を交わしたと発表した。建造費は総額20億ユーロ以上、総トン数約6万4000トン、客室数500室。第1船は2023年春に就航を予定しており、その後2026年まで一年に1隻ずつ就航させる。<br /> <br /> MSCクルーズのピエルフランチェスコ・ヴァーゴ会長は「当社が提供するラグジュアリー・コンセプト、MSCヨットクラブの成功により、乗客からラグジュアリー・クラスへの参入が求められている。新造する客船では、この規模ならではのユニークな旅程を提供することができ、サービスもさらにレベルアップする。メイド・イン・イタリアの品質と最高水準を表す客船として、ウルトラ・ラグジュアリーな新クラスの客船を導入する」と述べた。<br /> <br /> 同社では現在、このほかに16万トン級「シーサイドEVOクラス」や20万トン級「ワールド・クラス」の新クラスを含む計10隻の新造計画を進めている。

2018年10/23

ベルリッツ客船ガイド最新版、シーボーン新造船などがランクイン

客船評論家ダグラス・ワード氏による客船レーティング・ガイド『クルージング&amp;クルーズ・シップス2019 』(ベルリッツ刊・英語版)が発売された。英国では10月1日、その他の国では11月1日の発売。<br /> <br /> 小型船部門1位と2位の「オイローパ2」(4万2830トン)と「オイローパ」(2万8890トン)が昨年同様最高得点の「5つ星プラス」を獲得。昨年から今年にかけデビューした客船では、小型船部門4位の「シーボーン・オベーション」(4万350トン)や大型船部門2位の「マイン・シフ1」(11万1500トン)、8位の「ワールドドリーム」(ドリームクルーズ・15万1300トン)、9位の「MSCシービュー」(MSCクルーズ・15万3516トン)などが新たにランクインした。<br /> <br /> 部門ごと5位までのランキングは下記のとおり。同書は日本からはインターネット通販サイト・アマゾンなどで購入可能。<br /> <br /> <br /> 大型船部門<br /> 1位 クイーン・メリー2(キュナード・ライン)<br /> 2位 マイン・シフ1(TUIクルーズ)<br /> 3位 マイン・シフ6(TUIクルーズ)<br /> 4位 マイン・シフ5(TUIクルーズ)<br /> 5位 マイン・シフ4(TUIクルーズ)<br /> <br /> 中型船部門<br /> 1位 バイキング・サン(バイキング・クルーズ)<br /> 2位 バイキング・スカイ(バイキング・クルーズ)<br /> 3位 バイキング・スター(バイキング・クルーズ)<br /> 4位 バイキング・シー(バイキング・クルーズ)<br /> 5位 クリスタル・セレニティ(クリスタル・クルーズ)<br /> <br /> 小型船部門<br /> 1位 オイローパ2(ハパグロイド・クルーズ)<br /> 2位 オイローパ(ハパグロイド・クルーズ)<br /> 3位 シルバー・ミューズ(シルバーシー・クルーズ)<br /> 4位 シーボーン・オベーション(シーボーン・クルーズ)<br /> 5位 シーボーン・スピリット(シーボーン・クルーズ)<br /> <br /> <br /> ブティック船部門<br /> 1位 シードリームⅠ(シードリーム・ヨットクラブ)<br /> 2位 シークラウド(シークラウド・クルーズ)<br /> 3位 シークラウドⅡ(シークラウド・クルーズ)<br /> 4位 シードリームⅡ(シードリーム・ヨットクラブ)<br /> 5位 ナショナル・ジオグラフィック・オリオン(リンドブラッド・エクスペディションズ)

2018年10/21

MSC、ラグジュアリークラス客船を展開 第1船は2023年春就航

MSCクルーズがラグジュアリークラスの客船を建造する。同社は18日、イタリアのフィンカンティエリ造船とラグジュアリー仕様の客船4隻の建造に関する合意書を交わしたと発表した。建造費は総額20億ユーロ以上、総トン数約6万4000トン、客室数500室。第1船は2023年春に就航を予定しており、その後2026年まで一年に1隻ずつ就航させる。<br /> <br /> MSCクルーズのピエルフランチェスコ・ヴァーゴ会長は「当社が提供するラグジュアリー・コンセプト、MSCヨットクラブの成功により、乗客からラグジュアリー・クラスへの参入が求められている。新造する客船では、この規模ならではのユニークな旅程を提供することができ、サービスもさらにレベルアップする。メイド・イン・イタリアの品質と最高水準を表す客船として、ウルトラ・ラグジュアリーな新クラスの客船を導入する」と述べた。<br /> <br /> 同社では現在、このほかに16万トン級「シーサイドEVOクラス」や20万トン級「ワールド・クラス」の新クラスを含む計10隻の新造計画を進めている。

2018年10/20

大阪港、「ダイヤモンド・プリンセス」寄港時に歓迎イベント開催

大阪港クルーズ客船誘致推進会議(事務局:大阪市、大阪観光局)は、11月から2019年3月にかけて大阪発着クルーズを実施するプリンセス・クルーズの「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5875トン)の入出港時に歓迎イベントを実施する。同船が初の大阪港発着を行うことを記念して行うもの。大阪市水上消防署の消防艇によるカラー放水や吹奏楽による歓送迎演奏、天保山大観覧車のイルミネーションやサイリウムによる見送りなどを行う。同イベントの実施は同船の全寄港日に実施。場所は大阪港天保山岸壁周辺。入港する日時の詳細は下記。<br /> <br /> 「ダイヤモンド・プリンセス」大阪港入港スケジュール<br /> 日時:2018年11月7日(水)・15日(木)・23日(金・祝)、12月1日(土)、2019年2月16日(土)・24日(日)、3月4日(月)・12日(火)・20日(水)<br /> 全日程において、8時入港、18時出港<br /> <br /> 大阪市 歓迎イベントページ<br /> http://www.city.osaka.lg.jp/port/page/0000450207.html

2018年10/15

MSCクルーズ、来年3月までに使い捨てプラスチックを排除

MSCクルーズは、同社の客船から「シングル・ユース・プラスチック」(使い捨てのプラスチック製品)を排除し、代替品に置きかえると発表した。<br /> <br /> 今年末までにすべてのストローを生分解性の代替品に換え、ドリンク提供時に自動的にストローを添えるのをやめる。これによりストロー消費量は50パーセント減少する。<br /> <br /> 2019年3月末までにビニールの買い物袋やスプーン、カップ類、マドラーやその他代用可能な使い捨てプラスチック製品を排除し、環境にやさしい代替品に置き換える。バターやジャム、ヨーグルトも小分けのパッケージをなくし、乗客の使いやすい形で提供できるような方法を採る。非プラスチック製品の代替品がない場合はプラスチック廃棄物が正しくリサイクルされるよう、リサイクル活動の認証会社と協力する。<br /> <br /> MSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ社長は「当社は地球環境と海洋を尊重し、成長、進化してきた、環境への影響を減らすために常に行動を起こしている。例えば約10年前から、各客室のボディーソープやシャンプーを、使い捨てプラスチック容器入りのものから詰め替え式のディスペンサーに替えている。今後も環境に配慮したプログラムの推進に尽力する」とコメントしている。

2018年10/14

MSCグランディオーサ、デビュークルーズの先行販売開始

MSCクルーズは、2019年11月9日に就航予定の「MSCグランディオーサ」(18万1000トン)のデビュークルーズの先行販売を開始した。MSCボヤジャーズクラブ会員向けで、10月21日(日)まで。11月10日にハンブルクを出港し、サウサンプトン、ポルトガル、リスボン、バルセロナに寄港し、各港で1泊停泊。ジェノバ、またはマルセイユで下船する10泊、または13泊のクルーズ。一般販売は10月22日(月)から。<br /> <br /> 同船はアトランティーク造船(旧STXフランス)で建造中のメラビリアプラス・クラス第1船。命名式は2019年11月9日にハンブルクで行う。<br /> <br /> 関連ニュース<br /> ● MSCクルーズ、来年3月までに使い捨てプラスチックを排除<br /> ● MSC、2019年日本発着2本発表、片道クルーズも実施<br /> ● MSCクルーズ、東京五輪担当大臣を表敬訪問<br /> ● MSCクルーズ、メラビリア・クラス第5船発注 <br /> ● MSCシービュー、ジェノバで命名式を開催

2018年10/13

クイーン・エリザベス、11月に改装 他2船同様のアップグレード

キュナード・ラインは、11月14日から30日まで「クイーン・エリザベス」(9万901トン)を改装する。スイートはじめとする全客室などに、すでに改装を終えた「クイーン・メリー2」(14万8528トン)、「クイーン・ヴィクトリア」(9万900トン)同様の改装を行う。<br /> <br /> 「ロイヤル・アーケード」はより現代的で魅力的なショッピングエリアに。スパと美容室も改装、オープンデッキのチェアも一新し、プールサイドの日よけを拡張。「ロイヤル・コート・シアター」には最新設備を導入する。<br /> <br /> クイーン・エリザベスは2019年1月に英国から南アフリカ経由でオーストラリアへ。3月末までオーストラリア発着を行い、春には初となる横浜発着クルーズを2本実施する。

2018年10/11

シルバーシー、新クラス客船2隻と探検船1隻発注

シルバーシー・クルーズと親会社ロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッドは、客船2隻をドイツのマイヤー・ベルフトに、ガラパゴス探検船1隻をオランダのデ・フープにそれぞれ発注したと発表した。<br /> <br /> マイヤー・ベルフトに発注したのは新クラス「エボリューション・クラス」2隻で、第1船が2022年就航予定。デ・フープに発注した探検船は2020年3月に就航予定、船名が「シルバー・オリジン」となる。<br /> <br /> シルバーシーの新造船はこのほか、「シルバー・ミューズ」(4万700トン)の同型船を2隻イタリアのフィンカンティエリ造船に発注しており、 2020年に「シルバー・ムーン」、2021年に「シルバー・ドーン」が就航予定。

2018年10/9

クリスタル・クルーズ、2022年就航新クラス船の外観を発表

クリスタル・クルーズは、2022年に就航させる新クラス「ダイヤモンド・クラス」第1船の外観イメージ図を公表した。総トン数6万7000トン、乗客定員800人。建造はゲンティンクルーズラインが所有するドイツのMVベルフテン。より詳しい情報は来年以降に発表されるという。

2018年10/7

クリスタル、2021年のワールドはセレニティで日本寄港も

クリスタル・クルーズは2021年のワールドクルーズを発表した。「クリスタル・セレニティ」(6万8870トン)が就航し、139日間かけ35カ国80港をめぐる。21港でオーバーナイトを予定している。<br /> <br /> 日本の港は石垣島、油津、広島、高知、大阪、清水、東京、鹿児島、長崎、那覇に寄港する。油津は今回が初寄港。香港~東京、東京~上海の区間クルーズも設定されている。コースは下記のとおり。<br /> <br /> 日程:2021年1月5日~5月24日<br /> コース:マイアミ~カルタヘナ~[パナマ運河]~パナマシティ(停泊)~カルデラ~アカフトラ~プエルト・バヤルタ~サンディエゴ~ロサンゼルス~ホノルル(停泊)~ラハイナ~ファニング島~ミステリーアイランド~ヌーメア~ブリスベン(停泊)~エアリービーチ~タウンズビル★~ポートダグラス~[グレートバリアリーフ]~バンダネイラ★~アンボン★~コタキナバル~バンダルスリブガワン~マニラ(停泊)~香港(停泊)~花蓮~石垣島~油津★~広島~高知~大阪(停泊)~清水~東京(停泊)~鹿児島~長崎~仁川~天津(2泊停泊)~上海(2泊停泊)~那覇~基隆~ホンゲイ(ハノイ/停泊)~ホーチミンシティ(停泊)~シンガポール(停泊)~ヤンゴン(2泊停泊)~チェンナイ~コロンボ~ボンベイ~ドバイ(停泊)~アブダビ~ムスカット~サファガ(停泊)~[スエズ運河]~サントリーニ島~アマルフィ~チビタベッキア~アルゲーロ~イビサ~タンジール~リスボン(停泊)~ボルドー(2泊停泊)~ドーバー<br /> <br /> ★は初寄港

2018年10/3

小樽港、復興支援の横断幕を掲げてDプリンセス入港

小樽港に9月30日、プリンセス・クルーズの「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)が入港。同船は先月発生した北海道胆振東部地震で被災した北海道を応援するため、復興支援の横断幕を掲げて入港した。<br /> <br /> 小樽港は同日、ダイヤモンド・プリンセスの同港への初入港から5周年を迎えることを記念して「ダイヤモンド・プリンセス寄港5周年記念・潮太鼓大打演!」を実施。小樽潮太鼓保存会メンバー約40人による太鼓演奏を披露し、演奏の合間には同船の乗客に向け、はっぴを着用して太鼓を叩いてもらうなどのイベントも行った。小樽市の迫俊哉市長は「元気な北海道を全世界に発信してほしい」とアピールした。

2018年10/2

ドリームクルーズ、20万トンクラス起工式をライブ配信

ゲンティンクルーズラインは11日、グループ傘下ドリームクルーズの「グローバル・クラス」客船の起工式を同社所有のMV ベルフテン造船所(ドイツ・ロストック)にて開催した。起工式の様子は同日、都内で開催した旅行関係者向けイベント「エクスパンディング・ザ・ワールド」でライブ配信も行った。ライブ配信は東京のほか香港、シンガポール、台湾、シドニー、北京、上海、広州でも同時中継された。<br /> <br /> 同船はドイツで建造される客船で史上最大となる。起工式では伝統的なラッキーコインセレモニーを開催。キール(竜骨)全体の約半分にあたる410 トンもの最初のブロックが敷設された。起工式には世界各国から造船所の従業員や関係者など約1,000 人が出席。ドイツ・メクレンブルク=フォアポンメルン州のマヌエラ・シュヴェーズィヒ首相やハリー・グラウィー経済大臣も参列した。<br /> <br /> 起工式であいさつに立った親会社のゲンティン香港のタン・スリ・リム・コック・タイ会長兼チーフエグゼクティブオフィサー(CEO)は「グローバル・クラス客船はアジアの乗客の需要に応えられるよう設計されている。世界有数のテクノロジーとデジタルシステムを搭載する予定だ」と述べた。<br /> <br /> ドリームクルーズのサッチャー・ブラウン社長は「ドリームクルーズにとって記念すべき誇るべき瞬間を迎えることができた。さらに2 隻のグローバル・クラス客船が加わることで、いままで以上に世界規模のクルーズを提供できるようになる。ドリームクルーズのブランドをグローバルに拡大していくために、2021 年までに収容人数を2 倍以上にするという新造船計画を進めていく必要がある」と述べた。<br /> <br /> グローバル・クラス第1船は2021年、第2船は2022年就航予定。総トン数20万4000トン、全長342メートル、全幅46.4メートル、喫水9.5メートル。客室数2,500、乗客定員5,000人、最大で9,500人を収容できる。 <br /> <br /> 新造船はVR コースターなどのアトラクションを楽しめるテーマパークやシネプレックス、欧米流とアジア流の2 スタイルで展開するスパ、広大なショッピングエリア、アジア料理など国際色豊かなダイニング、カジュアルなファストフード・レストランを備える予定。<br /> <br /> 今年はグループ傘下のスタークルーズ設立から25周年となる。新造船のネーミング募集も行う予定で、見事的中した場合には豪華な賞品をプレゼントする。25周年にちなんで1993年生まれの人を対象に無料でクルーズの乗船体験ができるキャンペーンも展開する予定。詳細は後日発表予定。<br /> <br /> 写真左:ライブ配信の様子(タイ会長兼CEO)<br /> 写真中:起工式の様子<br /> 写真右:グローバル・クラス船内イメージ

2018年10/1

プリンセス、来年中に新ベッド全船導入 快眠を総合的にサポート

プリンセス・クルーズは、睡眠の専門家であるマイケル・ブレウス博士と共同で同社オリジナルのベッド「プリンセス・ラグジュアリー・ベッド」を開発、全船への導入を進めている。上級クラス「クラブ・クラス」客室へ先行導入し、日本発着クルーズに就航する「ダイヤモンド・プリンセス」は今夏全室に導入予定。2019年中には全船の全客室に同ベッドを設置する予定だ。<br /> <br /> ブレウス博士は8月、東京、シンガポール、ジャカルタ、上海をめぐるアジアツアーを行い、プリンセス・ラグジュアリー・ベッドをPR。本誌のインタビューに応えた。<br /> <br /> ―― 専門家の見地から、プリンセス・ラグジュアリー・ベッドの寝心地のよさについて教えてください。<br /> <br /> 家庭用のベッドは寝るためだけのものだが、クルーズの客室のベッドは上でトランプをしたり、雑誌を読んだり、ソファの代わりにしたり、いろんな用途に使う。客室の中の一番大きな家具となる。マットレスの端にある程度の固さを持たせた構造にし、端に腰掛けても体が斜めになったり滑り落ちたりしないようにしている。<br /> <br /> 一番特徴的なのは着脱式のピロートップ(マットレスの上に取り付けるベッドパッド)で、これは洋上唯一。取りつければソフトに、外せばハードに、個人の好みでベッドの固さを調節できる。ハウスキーピングスタッフに頼んでピロートップを着脱してもらい調整してほしい。枕も横向き用の厚みのあるものと、仰向け・うつ伏せ用の薄いタイプの2種類用意した。仰向けで眠る人はソフトなタイプ、横向きで眠る人はある程度の固さのあるベッドを求める傾向がある。こういった好みに対応できるので、プリンセス・クルーズの乗客にはぐっすり眠ってリフレッシュし、元気に目覚め、睡眠についても理解を深めていただきたい。<br /> <br /> アイマスク、耳栓、ラベンダーのアロマスプレー、快眠のヒントを記したブックレットを入れた「スリープ・キット」も用意した。ルームサービスのメニューに「お休み前におすすめの食事」を備えたり、スパにも睡眠前のリラックスに効果的なメニューを用意している。睡眠に関する総合的なプログラムで、どんな方も船上で快眠できることをお約束する。<br /> <br /> <br /> ―― 船の客室用のベッドを開発するにあたり解決する必要のあったポイントは?<br /> <br /> 2つのベッドをダブルとしてもツインとしても使う客室があるので、どちらの場合もうまく使えるよう工夫する必要があった。家庭に比べるとどうしてもスペースが限られるので、サイズについても制約があった。<br /> <br /> <br /> ――クルーズ中安眠するためのコツを教えてください。おすすめのグッズなど。<br /> <br /> 実は、洋上のほうが陸上より快眠できる。やさしい揺れはゆりかご効果でリラックスして眠れるし、波の音は心に平穏をもたらすのでご家庭より海の上のほうが快眠が得られると言われてる。特に必要な持ち物はないが、耳栓は、普段からしている場合や同室の方がいびきをかかれる場合は(笑)、あるとよいでしょう。<br /> <br /> プリンセス・ラグジュアリー・ベッドですばらしい睡眠体験を得ることで、日中の観光も元気に過ごしていただけると思うので、たくさんの思い出を作ってクルーズを楽しんでほしい。<br /> <br /> ――――――――――――――<br /> 自身でもパナマ運河や地中海などプリンセス・クルーズの客船で家族と世界をめぐっているブレウス博士。同ベッドは購入もできるので(日本は未対応)、自宅のゲストルームにも備えたという。今後も睡眠のための音楽や、快眠のヒント集、ラベンダーのバスグッズなど同社と開発を続けている。<br /> <br /> <br /> 写真はブレウス博士と、プリンセス・ラグジュアリー・ベッド。

2018年9/30

クイーン・エリザベス、2020年秋東京発着3本を発表、新ターミナルへ

キュナード・ラインが運航する「クイーン・エリザベス」(9万901トン)が2020年秋に東京発着クルーズを3本実施する。同年7月に開港する東京国際クルーズターミナルを利用した同社初の東京発着クルーズとなる。キュナード・ラインジャパンが19日、都内で開催した「クイーン・エリザベス2020年秋東京発着クルーズ記者発表会」で発表した。<br /> <br /> コースは2020年9月28日(月)発、10月7日(水)発、10月16日(金)発でいずれも9泊の東京発着。来航前後にはバンクーバー~東京(18泊)と東京~香港(7泊)の片道コースもある。同船は2020年春にも4本の横浜発着クルーズを予定しており、同年に7本の日本発着クルーズを実施することになる。<br /> <br /> 記者発表会には小池百合子東京都知事と国土交通省の下司弘之港湾局長も出席した。小池都知事は「臨海副都心にオープンする東京国際クルーズターミナルは、世界最大客船も入る東京の海のゲートウエイであり、開港の年に世界で最も有名な客船クイーン・エリザベスを迎えられることをうれしく思う。ホスピタリティあふれる歓迎で迎えたい」と述べた。国土交通省の下司港湾局長は「昨年の客船寄港回数は対前年比37パーセント増加したが、まだまだ(船社からの)申し込みに対応できていない状況だ。国交省としても各地でクルーズ振興に積極的に取り組んでいく。政府全体で進めている地方創生にも寄与する」と述べた。<br /> <br /> 東京発着の3コースでは全客室でチップが不要となる。すでにグリル・クラスではチップを撤廃しており、「今回は試験的に3コースのみだが、将来的には全コースを対象にすることも検討している」(児島得正キュナード・ラインジャパン代表)。さらに、複数回乗船した乗客を対象に船上クレジットを進呈する(クイーンズ・スイート500ドル、スタンダード海側・内側200ドル)。コース詳細は以下のとおり。販売開始は2018年12月3日(月)予定。<br /> <br /> 【東京発着クルーズ】<br /> ■2020年9月28日(月)~10月7日(水)<br /> 「秋の日本周遊と韓国」9泊10日<br /> 東京~秋田~金沢~境港~釜山~長崎~東京<br /> クルーズ代金:206,000 円~(スタンダード内側)<br /> <br /> ■2020年10 月7日(水)~10 月16日(金)<br /> 「北海道周遊とサハリン」9泊10日<br /> 東京~釧路~コルサコフ(※初寄港)~小樽~青森~函館~東京<br /> <br /> ■2020 年10 月16 日(金)~10月25日(日)<br /> 「秋の歴史探訪!高知・長崎・鹿児島と韓国」9泊10日<br /> 東京~神戸~高知~釜山~長崎~鹿児島~東京<br /> クルーズ代金:206,000 円~(スタンダード内側)<br /> <br /> 【東京着または東京発クルーズ】<br /> ■2020年9月9日(水)~28日(月)<br /> 「バンクーバー・アラスカ・東京」18泊20日<br /> バンクーバー~(インサイド・パッセージ)~(トレーシー・アーム)~ジュノー~スキャグウェイ~(ハバード・グレーシャー)~アンカレジ~スワード~釧路(※初寄港)~青森~函館~東京<br /> クルーズ代金:337,000円~(スタンダード内側)<br /> <br /> ■2020年10月25日(日)~11月1日(日)<br /> 「沖縄・香港」7泊8日<br /> 東京~那覇~石垣(※初寄港)~香港<br /> クルーズ代金:125,000円~(スタンダード内側)<br /> <br /> ※代金は租税、手数料および港湾費用別途<br /> <br /> (写真左から)下司国交省港湾局長、小池都知事、児島キュナード・ラインジャパン代表



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